郷土料理百選シンポジウム11月15日に開催
2008年10月18日 12:00
農林水産省内「農山魚村の郷土料理百選」プロジェクトでは10月17日までに、同プロジェクトにおいて料理を選定した記念のシンポジウム(発表会・公開討論のこと)を開催すると発表した。開催日は11月15日。選定委員たちをパネラーとして、パネルディスカッション形式で日本の郷土料理、さらにはこれからの食と農について語り合うとのこと(【発表ページ】)。
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「農山漁村の郷土料理百選」とは、地域起こし(地域経済の活性化)の素材として「全国各地で受け継がれた伝統料理」を用いるのに先立ち行なわれているプロジェクト。「郷土料理百選」の選定を通じて農山漁村に埋もれている食文化を発掘し、観光の交流や定住促進の効果があると期待されている。昨年ノミネートされた1650種類ほどの郷土料理に対してインターネット上での人気投票が(参考のために)行われ絞込みを実施、最終的に100選+αが発表された(【「おらが村の料理もあるだか?」農山漁村の郷土料理百選発表】)。また先日、ようやく10月22日からウェブサイト上での該当レシピ公開が明らかにされた(【「農山漁村の郷土料理百選」のレシピ、10月22日から公開】)。
今回開催が決まったシンポジウムはテーマを「郷土料理百選と日本の食と農」とし、東京ビッグサイト国際会議場で開催されるもの。日時は11月15日午後1時(~午後3時)。入場は無料で事前申し込みなどは不要。来場した人にはもれなく「郷土料理百選パンフレット」が提供されるとのこと。服部幸應氏、秋岡榮子氏、絹谷幸二氏などパネラーには「百選」選定委員会が一堂に会し、さまざまな論議が交わされるという。
なお同日同じ場所で全国の郷土の特産物が勢揃いし、試食・販売が行われる【農林水産祭・実りのフェスティバル】も開催されているとのこと。レシピ公開が始まってからしばらく後の開催となるが、興味と時間のある人は足を運んで見てもよいだろう。
(最終更新:2013/08/02)
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