【更新】日本でもっとも愛されているカップラーメンはやはり「カップヌードル」
2008年09月30日 06:30
C-NEWSは9月30日、カップラーメンのブランドに関する調査を行い、その一部を発表した。それによると「食べたことのあるカップラーメンのブランド」「おいしいと思うブランド」のそれぞれにおいて、[日清食品(2897)]の「カップヌードル」がトップについた。日清食品製のカップラーメンは「カップヌードル」以外にも数多くの商品が上位についており、同社のブランド力の強さが改めて確認できる結果となった([発表ページ])。
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今調査は9月11日から13日の間にインターネット経由で月1回以上カップめんを食べる15歳以上のネットユーザーに対して行われたもの。有効回答数は300人。男女比・年齢階層比(10・20・30・40代・50歳以上)で均等割り当て。
これまでに食べたことがあるカップラーメンのブランドを複数回答で尋ねたところ、トップにはダントツで「カップヌードル」がついた。
これまでに食べたことがあるカップラーメンのブランド
シンプルにしてカップラーメンの元祖でもある「カップヌードル」はほぼすべての人が食べた経験があると回答。当然といえば当然の結果で、恐らく世界規模でアンケートをしても似たような結果が出ることだろう。第二位の「チキンラーメン」も懐かしさ・歴史の奥深さでは「カップヌードル」に勝るとも劣らない。
「カップヌードル」「チキンラーメン」が今やカップラーメンの代名詞的な使われ方をするほどのネームバリューと歴史を持つのに対し、第三位の「一平ちゃん」にはやや意外感がある。テレビCMの大量投入や豊富なバリエーションの投入が、「カップヌードル」「チキンラーメン」に次ぐ認知度(=食べた経験のある割合)の高さという、名誉的なポジションを確保できた理由だろう。
たとえ食べたことがあっても、美味しさを感じてもらえなければその人気は一過性のものとなってしまう。「具体的に食べたことのあるカップラーメン」それぞれについて、「おいしい」と思った人はどれくらいいるだろうか。こちらもトップには「カップヌードル」がついた。
おいしいと思うカップラーメンのブランド
残念なことに、知名度では「カップヌードル」に次いでいた「チキンラーメン」は味の面では「今ひとつ」の印象がぬぐえないようだ。一方で「日清具多」や「日清麺の達人」など、比較的高級感のあるラーメンが味の点で高評価を受けている。
また上のグラフは「おいしいと思う割合」の上位5位で並べたものだが、そのうち4位までを日清食品製品が独占しているのが分かる。カップラーメンは多種多彩な企業が参入し、日本を代表する業界ではあるが、日清食品の圧倒的なブランド力が再認識できる。
これからも「カップヌードル」をはじめとするカップラーメンは、日本人はもちろん世界中の人々に愛されることだろう。その中で日清食品のブランドはさらに高まるにちがいない。
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