ストレスだらけの毎日から脱却するためのチェックリスト

2008年09月29日 08:00

ストレスイメージまったくのストレスが無い状態が続いたら、それは幸せなのかそれとも地獄なのか、その判断は人によって異なる。適度なストレスは心身の成長や変化に欠かせないからだ。しかし過度のストレスは肉体と心に許容量以上の負荷を与え、深いダメージをもたらしかねないことは間違いない。アメリカ・オハイオ州のクリーブランド病院では、ストレスで参ってしまわないよう、各自が出来ることについて次のような留意事項を掲げている(【Health Tip: Keep Stress at Bay】)。

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・健康な食生活を心がけ、適度な運動を行う。禁煙してお酒も控える(原文ではたばこは「avoid smoking(禁煙)」お酒は「limit the amount of alcohol(お酒を飲む量をひかえる)」とある)。
・他人からの要求、期待を自分に向けさせないようにする。「いいえ」をしっかりといえるようにする。自分の立場を守ることにちょうちょしない。
・「リラックスするだけの時間」を毎日設ける。
・現実的な「目標」とその目標への期待を持つ。そしてそれも含めてすべての物事が自分の思うとおりになるとは限らないという現実を理解する。
・日常生活において自分のストレスの原因となるものをしっかりと認識する。もし可能ならそれを排除していく。排除できないものは対処法を身につける。
・これまでにしたことの中での成功事例、自分自身の得意とすることを思い出す。


「リラックスタイム」を設けることや、具体的な実践目標を作り達成感を満喫することの効用は世間一般にもよく言われている。また、自分のストレスの原因をはっきりと認識することは、自分自身を見つめ直すという観点でも有効になる。「何となくもやもやとした雰囲気」ほど、つかみ所が無くイヤなものはないからだ。

一方で上から二つ目「他人からの要求、期待を自分に向けさせないようにする~」あたりは多少「どうかな?」という気もする。他人の目を過度に避けることで「他人からのプレッシャー」というストレスは減るかもしれないが、結局自分の孤独感を増殖し、寂しさからくる閉塞感によるストレスが増えてしまうかもしれない。個々の性格などを考えた上で「適度に」自己愛を思い出す、というくらいでよいのではないだろうか。

ともあれ、リストの中にはあらためて読み直すと「はっ」とさせられる項目もあるはず。気がつき、それを実践できるのなら、明日から少しだけでもストレス度が減らせる生活を過ごせるようになれるかもしれない。

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