今調査は8月29日から9月1日の間、無料メール転送サービスCLUB BBQの登録会員に対して行われたもので、有効回答数は464人。男女比は54.7対45.3。年齢構成比は20代14.2％、30代47.4％、40代28.2％、その他10.1％。

お湯があれば誰でも簡単に食事が用意できる、インスタント系食品の代表格として誰もが知っている「カップめん」。今や食品を取り扱う店ならどこででも見かけるようになったが、実際にはどこで買われることが多いのか。全体としては「スーパー」がもっとも多かった。

カップ麺はどこで買うことが多いですか？ 最も多く利用する所をお答え下さい

年齢・男女別で多少の差異はあるが、カップめんの購入元としては「スーパー6割」「コンビニ3割」という図式がほぼ完成していると見て良いだろう。【広がるネット・通販での食品購入】にもあるようにインターネット経由で食品を買う動きは少しずつ浸透しつつあるが、生活に身近ですぐに消費したいタイプの食品、カップめんは、通販では待ってられないという本音があるに違いない(稀少品なら話は別だが)。

また、100円ショップやドラッグストアを利用している人が意外に少ないのも気になるところ。今調査は8月から9月にかけて行われており、物価高の影響は大いに反映されているはず。にも関わらずスーパーやコンビニでの購入が多いのは、買う人が「カップめん」を求めているのではなく、「自分が好きなカップめん」を求めているからだと思われる。実際、今調査の別項目結果では、選択時に一番基準にする項目には「味」(56.1％)が選ばれており、「価格」の23.8％を大きく上回っている。

他の食品はともかく、カップめんにおいてはまだまだスーパーやコンビニの展開は続きそうである。

(最終更新:2013/08/03)