【更新】若者からは絶大な支持率! 最近もっとも使ったファストフードは「マクドナルド」
2008年09月09日 06:30
C-NEWSは9月8日、ファストフードチェーン店に関する調査結果の一部を発表した。それによれば、ここ三か月の間にもっとも頻繁に利用したファストフード店は[マクドナルド(2702)] であることが明らかになった。年齢層別には、若年層ほどマクドナルドの利用率が高く、歳を経るにつれて行き先が分散化する傾向も見受けられる([発表ページ])。
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今調査は8月28日から30日までの間、インターネット経由で東京、千葉、埼玉、神奈川、大阪、京都、奈良、兵庫在住の15歳以上に対して行われたもので、有効回答数は400人。男女比は1対1で年齢階層比は10・20・30・40代と50歳以上で均等割り当て。
「直近三か月」というと物価高が顕著なものとなり、節約志向・商品の選り好みが進みつつある昨今。ファストフード業界にも消費者の厳しい目が向けられている時期といえる。そのような状況において、全体と年齢階層別に「もっとも利用した」店舗を一つだけ挙げてもらった結果が次のグラフ。
最近3か月程度の間に最も頻繁に利用したファストフードチェーン
全体では7割近くがマクドナルドを選んでいる。ファストフードの店としてマクドナルドと双肩を並べる【モスバーガー(8153)】も、わずか8.0%でしかなく1割にも満たない。マクドナルドが圧倒的な支持率を誇っていることが分かる。
もっともこれも、年齢階層別に見ると状況が少々違ってくる。全般的に、
・若年層ほどマクドナルド志向が強く、歳を経るほど支持率が低下する。安さの優先度がそのまま現れている模様
・歳を経るほど選ぶお店の多種多様化傾向が高まる(40代以降)
・モスバーガーは20代以降はどの年齢層にも一定の支持率を集めている
などの傾向が見られる。10代にモスバーガーの姿が無く(とは言ってもデータの公開形式上、上位三位に居ないだけだが)、代わりにロッテリアが入っているのは、ひとえにこの年齢層の「おサイフ事情」によるものと思われる。【ケータイクーポンの認知度は8割超・ファーストフードやレンタルショップで大活躍】でも触れているが、マクドナルドは携帯電話によるセールスプロモーションに力を入れており、送られてくるメルマガもどちらかといえば若年層向けな内容。これもまた、客層にあわせたプロモーションを取っている証といえよう。
似たようなアンケートは別調査機関ではあるが、以前【通うのは「マクドナルド」でも気になるのは「モスバーガー」?】で行われており、こちらでもマクドナルド・モスバーガーなどが上位についている。どうやらこの状況はしばらくの間は不動なもののようだ。
(最終更新:2013/08/03)
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