見た目も材質も「リサイクル」なエコバッグ
2008年09月07日 12:00
買い物をする時にわざわざビニール袋をもらうのは無駄だ、原油価格高騰でビニールも高値の華だからお店の負担にもなる、とばかりに最近では買い物かごを見直す動きが急速に広まっている。そして「でも今更買い物かごは……」という人のために、ファッショナブルでデザイン感覚にも優れたアイテムとしてもてはやされているのが「エコバッグ」。有名人がデザインしたエコバッグが飛ぶように売れ、「これは果たしてエコになるのか?」と首を傾げたくなる状況にも。先日【Popgadget】で紹介されていたのは、デザインにも優れ、ある意味究極な「エコバッグ」。商品名は【RECYCLED NEWSPAPER MARKET BAG】。直訳すると「新聞紙をリサイクルしたバッグ」。
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新聞紙リサイクル型エコバッグ「RECYCLED NEWSPAPER MARKET BAG」
ぱっと見はどこかのデザイナーブランド的なバッグに見えなくもないが、新聞紙を使ったものだというから驚き。材質は新聞紙だが耐水加工が施してあり、ヒモと本体との間は金具でしっかりと止められている。雑誌や食料品などちょっとした買い物にどうぞ、と説明文では紹介されているが、確かにこのようなデザインなら街中で使ってもまったく違和感は無い。サイズは12.5×12×6インチ(32×31×15センチ)。
注意点がいくつか。この「新聞紙リサイクル型エコバッグ」、一つ一つが手作りのため、デザインが同じものは一つとして存在しない。材料となる新聞が違うものとなるから、当然といえば当然だ。また、手作りであるがゆえに価格も多少お高めの52ドル(5800円)。
販売サイトでは同様のコンセプトアイテムとして、【新聞紙を使ったお札入れ】も販売されている。こちらも材質・仕様(耐水仕様など)は同じで、価格は30ドル(3200円)。興味深いことに、素材を新聞紙・漫画誌の二種類の中から選ぶことができる。
「新聞紙をエコバッグに」というアイディアは世界共通のようで、日本でも【イトウバッグ】など各地で似たようなコンセプトのものが登場している。「必要は発明の母」ともいうが、まさにその言葉を地で行くような商品といえるだろう。
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