風呂あがりの定番牛乳はコーヒー? それともフルーツ?
2008年09月06日 12:00
情報サイト「ブロッチ」などを展開するアイシェアは9月5日、牛乳に関する調査結果を発表した。それによると銭湯や温泉に行ったときに、お風呂あがりに飲む牛乳としては「コーヒー牛乳」がもっとも多いことが明らかになった。一方で、牛乳そのものを飲まない人が7割近くを占めており、「銭湯での風呂上りに牛乳を一杯」という定番スタイルそのものが薄れつつあることがうかがえる(【発表リリース】)。
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今調査は8月26日から8月28日の間、無料メール転送サービスCLUB BBQの登録会員に対して行われたもので、有効回答数は372人。男女比は52.4対47.6。年齢構成比は20代11.6%、30代48.9%、40代31.2%、その他8.3%。
ドラマやテレビなどの描写でもよく見かけるように、温泉や銭湯での湯上りには牛乳の類(出来れば紙パックではなくて瓶詰め)を飲むのが定番だった。スタイルとしてはわき腹(腰)に左手をやり、右手で一気に牛乳を飲む干すというもの。風呂に浸かることで失われた水分の補給と共に、「身体に良い」とされる牛乳を口にして健康を気遣うのも、牛乳が選ばれた事由。温泉や銭湯の脱衣所近辺に牛乳などの自動販売機(最近ではスポーツドリンクも多い)が置かれているのも、それが起因とされる。
さてその「温泉・銭湯の湯上り後の牛乳スタイル」だが、飲む人の間では圧倒的に「コーヒー牛乳」が多かった。
温泉・銭湯の湯上り後にどんな牛乳を飲むか
一番人気だが
牛乳が全体的に
飲まれていない傾向
特に若年層ほどコーヒー牛乳の割合が大きい傾向が見受けられる。また、定番イメージのある「フルーツ牛乳」は意外に人気が低い。フルーツ牛乳そのものがすでにマイナーなドリンクとして、忘れ去られつつあるのかもしれない。
一方、「牛乳そのものを飲まない」という人は全体の7割近くに登っている。年齢階層別の差異はほとんどなく、性別では女性がやや多いように見受けられる。これは別記事でも触れているが、牛乳そのものが敬遠されつつある原因の一つ「牛乳の栄養成分(「太るのでは?」など)」を起因としているのだろう。
また上記説明でも挙げているが、「牛乳以外の飲料水、特にスポーツドリンクなどが愛用されている」可能性も否定できない。むしろ最近の銭湯・温泉などでは「青色が特徴のスポーツドリンク」「カロリーメイト」「瓶詰めの炭酸栄養ドリンク」のセットの自販機が置かれていることが多い。世間のニーズに従い、自販機の品揃えも変わりつつあるということだろうか。
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