テクモの海外サイトがちょっとイカしてる件について
2008年09月03日 08:00
先日【スクエニ、テクモに対し子会社化を前提とした友好的公開買い付け提案】で報じたように、現在【テクモ(9650)】は【スクウェア・エニックス(9684)】からTOB(株式公開買い付け)のアプローチを受けている真っ最中で、回答の有効期限の9月4日までカウントダウン状態にある。3日早朝時点で明確な意思表示は無く、多くの人がやきもきしていることだろう。当方(不破)も、テクモ側のリアクションがどのようなものになるか推測できる材料はないかと色々と探していたところ、材料そのものとはまったく関係無いが、気になるサイトを見つけることができた。それがこの【テクモの海外オフィシャルサイト】。
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テクモの海外オフィシャルサイト。アクセス直後はこんな感じ
画面が展開された直後は、日本語が描かれたビルが多数乱立する町並みが映し出され、その前面に自動販売が横一列に並んでいる。目の前には忙しそうに通り過ぎていく人たちの姿。やがて中央部分に設置されている自動販売機がズームアップされ、メニュー画面に移行する。
間もなく自動販売機スタイルのメニュー画面に入れ替わる
自動販売機の左右にはテクモのゲームに登場する人気女性キャラクタが「ウェルカム」とでもいわんばかりに立ちポーズでお出迎え。自販機そのものは各種ドリンク(ゲームやショップ、携帯電話、プレスリリース、コミュニティ、会社概要などメニュー)と、スペシャルアイテム(忍者外伝の特別コーナーをはじめとした「オススメ」ページ)が販売されているスタイルで、利用者がクリックすると自販機下部からその商品が登場し、それぞれのページに移動する仕組み。
また、このタイプのインタラクティブなサイトにありがちな、「見つけた人は得をする」ギミックがいくつか仕込まれているのもポイント。手裏剣やお釣りのポケットなど、気がついたところは片っ端からクリックしてみたり、表示されるアイテムを「思うがままに」移動させてみよう。ちょっとした「ごほうび」を手に入れることができる。
【日本のテクモサイト】はいたってオーソドックスで機能的なもの。単純に情報を収集する限りにおいてはこのスタイルの方がよい。しかし見た目の楽しさを重視する海外ゲームユーザー向けとしては、「日本のゲームメーカー」であることを主張することもあわせ、このような形の方が望まれるに違いない。
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