防災の日に再確認を・家に置いてある防災グッズランキング

2008年09月01日 08:00

非常用品イメージ検索エンジンgooにおいて実施されていた【家に置いてある防災グッズランキング】の結果発表が行われ、第一位には「ハンディライト」がついた。緊急時には電気の供給が断たれることが多いが、それでも毎日夜はやってくるものであるし、それゆえに明かりが求められる場合が多いことを考えると、当然至極の結果といえよう。

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今調査は7月25日から28日、gooリサーチのモニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したもの。有効回答数は1072、男女比は50.28対49.72。年齢階層比は30歳代がもっとも多く30.97%、ついで40歳代28.08%、20歳代14.37%など。

本日9月1日はかつて関東大震災が起きた日ということで、地震を中心とした自然災害に対する備えを再確認する日「防災の日」に定められている。この日に非常用袋(防災袋)を再確認し、必要なものは入れ替えを行う人も多いことだろう。今回行われたランキングでは、それら非常用袋の常連アイテムが多数ランクインしている。

トップについたのは「ハンディライト」。「懐中電灯」とも呼ばれるもので主に電池を電源とし、暗闇を照らすために用いられる。電気の供給が断たれた時に使うのはもちろんだが、通常時においても明かりが届かない隙間などの様子を見る際にも利用できるため、常日頃から用意してある人も多いのだろう。

第二位には「携帯ラジオ」。こちらも日常生活でも利用できるものだが、最近はラジオを聴く人が少なくなったため、あまりなじみはないかもしれない。しかし緊急時には欠かせないものとなる「公共機関からの情報源」となりうるだけに、重要度は高い。

第三位は「乾電池」。上位の「ハンディライト」「携帯ラジオ」などの電気用品も、電気がなければただの鉄のかたまりに過ぎない。文明の利器として活躍してもらうためには、電力そのものが欠かせないが、緊急事態の場合にはコンセントを使える可能性が低いことを考えると、自分で電力源を確保しておく必要がある。

以下「救急セット」「非常食」「カセットコンロ」などが続くが、今回のランキングは名目が「家に置いてある防災グッズランキング」であるものの、同時に「防災用グッズとして用意しておくべきもの」と同意であることが分かる。防災用グッズを改めて準備する、あるいは増強する時には、このランキングに従い、上位のものから用意していくのが賢い使い方。

ちなみに最近では「ハンディライト」と「携帯ラジオ」の機能を併せ持った防災用ラジオをはじめ、防災向け用品として多用な機能を持つ商品も登場している。新たに備品を用意する場合、そのような「合わせ技」商品を利用すれば、お金も場所も節約できることを覚えておくべきだろう。


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(最終更新:2013/08/03)

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