古きよき時代の推理ゲーム「刑事J.B.ハロルドの事件簿」第二弾「マンハッタン・レクイエム&キスオブマーダー~」DSで11月27日発売
2008年09月13日 12:00
【fonfun(2323)】は9月12日、ミステリーセレクション第二弾として、携帯ゲーム機ニンテンドーDS用アドベンチャーゲームとして『刑事J.B.ハロルドの事件簿~マンハッタン・レクイエム&キス・オブ・マーダー~』を11月27日に発売すると発表した。価格4400円(税込み)(【発表リリース】)。
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刑事J.B.ハロルドの事件簿~マンハッタン・レクイエム&キス・オブ・マーダー~
「刑事J.B.ハロルドシリーズ」は1980年代から1990年代にかけて、パソコン用として発売された、当時としては(そして現在でも)数少ないハードボイルドタイプの推理アドベンチャーゲーム。シリアスな雰囲気と登場人物間の人間関係に重点をおいたストーリーが多くのファンを魅了し、さまざまな機種にも移植されている。
今回発売される『刑事J.B.ハロルドの事件簿~マンハッタン・レクイエム&キス・オブ・マーダー~』は今年2月に発売された『刑事J.B.ハロルドの事件簿~殺人倶楽部~』に続くシリーズ第二弾となる作品。同じ登場人物・同じ時間軸・同じ舞台で繰り広げられる二つのストーリー「マンハッタン・レクイエム」と「キス・オブ・マーダー」を一つにまとめたものとなる(シナリオボリュームは前作と比べ、あわせて2.5倍以上)。
「刑事J.B.ハロルドの事件簿~マンハッタン・レクイエム&キス・オブ・マーダー~」ゲーム中の画面
前作からの新機能としては、相手の心理状況を把握しやすくする「ファイスリアクション機能」、一度選んだ選択肢を知らせて情報の整理をしやすくする「マーキング機能」、重要な情報の見逃しを防ぐ「バックログ機能」、無駄なタッチを軽減させる「メッセージ送り機能」などが用意されているとのこと。
ストーリーそのものは秀逸ではあるが、前作では(機能改善が施されているものの)おおもとは1980~1990年代の「昭和世代のゲーム」であることに違いは無く、進行や展開などで「いかにも昔風な」「面倒くさい」雰囲気が強かった。恐らくその本髄部分は今作でもさほど変わらないだろう。その雰囲気を「今更感」と取るのか「古きよき時代の香り」ととるのかは、ユーザーの立ち位置次第といえよう。
(c)2008 fonfun corporation (c)althi Inc.
(最終更新:2013/09/06)
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