第二位には先週トップから惜しくも二位に落ちてしまった『ファンタシースターポータブル』が。こちらも発売からしばらく経った時点の評価はまちまちだが、やや高い評価の方が多い。一部勘違いしている人がいるが、類似作品と思われている『モンスターハンター』シリーズとは基本的に別物であることは認識しておいた方が良いだろう。

第三位は順位を再び上げてきた『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』がランクイン。そろそろ市場に中古も出回り始め、品不足も解消されつつあるが、評価は高めのものが多い。元々人気の高いビックタイトルの移植で、底堅いものがあるのだろう。DSならではのプラスαも随所に見られるが、あくまでも「追加」に過ぎないので過度な期待はしない方が良い(あまく詳しく書くとネタバレになるので自粛)。もちろんビジュアル面などはため息がつくほど満足できるはず。

第四位には大定番の『Wii Fit』が。「周辺機器込みで、それがないと遊べない」タイプのゲームは大ヒット・ロングセラーになりにくいというジンクスを軽々と打ち破り、いまだに上位にお目見えするというモンスター級のタイトルといえる。困った(?)ことに、今後もまだしばらく売れ続けることが容易に想像つくのが末恐ろしい。

今週は計測期間がお盆休みということもあり、新作の発売そのものがひかえめで、直近の定番タイトルが上位を独占した。きらびやかさはないが、手堅い顔ぶれを見るにつけ、「こんな週もたまにはいいかな」と思う今日この頃だ。

(最終更新:2013/08/14)