海へ行く 今年は大幅 電車増 やはりガソリン 高くてかなわん
2008年08月20日 08:00
情報サイト「ブロッチ」などを展開するアイシェアは8月19日、夏季休業における海への旅行に関する調査を行い、その結果を発表した。それによると海への移動に利用した交通機関としては去年同様今年も自家用車やバイクがもっとも多くの票を集めた一方、電車とする回答が前年から大幅に増加していることが明らかになった。自由回答でも「ガソリンが高いから」とするものが多く、原油高は夏のレジャーにも変化を与えているようだ(【発表リリース】)。
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今調査は7月29日から7月31日の間、無料メール転送サービスCLUB BBQの登録会員に対して行われたもので、有効回答数は413人。男女比は51.1対48.9。年齢構成比は20代10.2%、30代51.3%、40代29.5%、その他9.0%。
今年と去年で海に行った人(今年の場合は「これから行く」も含む)に、行く際の移動手段について尋ねたところ、今年も去年も自家用車・バイクとする人がもっとも多く過半数を超えていた。
海への移動手段(去年と今年)
去年と今年を比べると、トップの「自家用車・バイク」「その他」が大きくその値を減らす一方で、「電車」が大きな伸びを示している。今年は前年比16.3ポイントプラス。具体的な表は提示されていないが、「自家用車・バイク」以外の選択肢を選んだ人にその理由を尋ねたところ、「ガソリンが高い」と回答する人が複数見られたという。
「ガソリンが高いので休暇スタイルも大きく変化」という話は【ガソリン高がもたらすアメリカの消費性向の変移と】や【ガソリン高で変わるアメリカの休暇スタイル】でも触れているように、アメリカでも小さからぬ現象として起きている。
幸いにも日本ではアメリカほど鉄道網の整備が遅れてはいない。お客が増えても増設されないという事態が起きないことだけでも、感謝すべきかもしれない。
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