ホリエモン、ブログを再開・タイトルは「六本木で働いていた元社長のアメブロ」
2008年08月16日 12:00
[サイバーエージェント(4751)]の社長・藤田晋氏は8月15日、自身のブログ【渋谷ではたらく社長のアメブロ】において、元ライブドアの社長で現在証券取引法違反容疑などで上告中(地裁・高裁では実刑判決)の堀江貴文氏が、サイバーエージェントが運営しているブログサービス「アメブロ」内でブログをオープンさせたことを明らかにした。ブログ名は【六本木で働いていた元社長のアメブロ】。
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六本木で働いていた元社長のアメブロ
【ホリエモンがWiiのボクシングで大騒ぎ・体格もリバウンド状態!?】や【サイバーエージェント(4751)の藤田社長、自ブログでライブドア騒動を語る】にもあるように、藤田氏は堀江氏と非常に懇意な関係にあり、すべての事が済んだあとには堀江氏をCTO(最高技術責任者)として迎え入れる可能性すら示唆している。今回堀江氏が、かつて所属していたライブドアのブログサービス「ライブドアブログ」(かつて「社長日記」「堀江貴文日記」を書いていた)ではなく、親友の藤田氏が指揮する会社のサービスを使うあたり、最低限の「節度」は守っているということなのだろう。
記事そのものは8月7日執筆の【雨風呂初体験】(要は「アメブロ」のサービス利用を開始した、という意味。「雨風呂」=「アメブロ」)に始まり、現時点で7投稿のみ。すでに読者数は700人を超えているが、内容はオリンピックや夏の暑さなど、ごく普通の世間話に終始している。
ライブドア事件そのものは日本の株式市場に「色々な意味で」衝撃を与え、その後の市場史を大きく書き換える要因となっている。また、事件の内容についても不可解・不明な点が多く、さらに規模がケタ違いの大きさを誇りほぼ同時期に発覚したカネボウや日興の粉飾問題では逮捕者が出ていないことなど、マスコミや司法・金融当局の対応についても謎めいた部分が多い。
各問題の最終的な司法判断が下り、時間も経過すれば、新たに明らかになる事柄も出てこよう。その時には「六本木で働いていた元社長のアメブロ」が情報発信源になるかもしれない。
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