「おとなのふりかけ」にライバル「こどものふりかけ」登場

2008年08月14日 08:00

こどものふりかけイメージ【永谷園(2899)】は8月11日、子どものために食事バランスの考えを取り入れたふりかけ「こどものふりかけ さけ」「こどものふりかけ たまご」「こどものふりかけ やさい」を2008年8月25日から発売すると発表した。価格180円(税別)(【発表リリース、PDF】)。

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「こどものふりかけ さけ」「こどものふりかけ たまご」「こどものふりかけ やさい」
「こどものふりかけ さけ」「こどものふりかけ たまご」「こどものふりかけ やさい」

永谷園からはすでに「おとなのふりかけ」が各種発売されている。これは大人が好む味で構成され、一応「大人向け」と銘打たれたもので、テレビCMでは「大人って」と悔しがったり、「大人向けだから子どもは食べちゃいけないけど、こっそり食べちゃえ」などの子どものシーンが描写され、人気を博している(実際にはもちろん子どもも食べてよい)。

今回発売される「こどものふりかけ」シリーズは、発想を逆転させ、「ふりかけは幼少期から子どもが食べる食品。親が子どもに食の大切さを伝えるにはぴったりの食品なため、食育という視点から商品を開発」している。

三色食品群分類に基づく構成
三色食品群分類に基づく構成

具体的には食品の「三色食品群分類」に基づき、それぞれの色をメインとした三色のふりかけを提供。しかも各色ごとに三色の食品がしっかりと収められている(たとえば「さけ」は赤の食品がメインだが、黄色の食品・緑の食品も構成要素に含まれている)。これら色別に要素を考えたことで、バランスの良い食事を目指しているという。しかもフードアドバイザーの加藤和子氏の監修も受けているとのこと。

「ふりかけ」は決してメインにはなりえない惣菜だが、ご飯食で用意されているとちょっぴり得した気分になり、嬉しさを与えてくれるもの。ご飯の味わいを付加させるだけでなく栄養素の補てんに使われることも結構あるが、今回の「こどものふりかけ」のようにあらかじめ食育・食事バランスを考慮した構成だと、食事を用意する保護者側も使いやすいだろう。

「おとなのふりかけ」では子どもが悔しがるテレビCMが報じられた。もしかすると今度は大人が悔しがる広告・宣伝も行われるかもしれない(笑)。

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