今調査は7月18日から7月22日の間、無料メール転送サービスCLUB BBQの登録会員に対して行われたもので、有効回答数は461人。男女比は50.8対49.2。年齢構成比は20代14.3％、30代46.2％、40代30.2％、その他9.3％。

いまやコンビニエンスストアでも気軽に買えるようになった、言葉通り栄養素を「補充する」ために用いられるサプリことサプリメント。普及当初は「病気や体調不良で何らかの栄養素が不足している状況下において利用する」スタイルが多くを占めていたが、今や日常的な摂取が主な使用スタイルとなっている。

現在「普段からサプリを摂取しているか」という問いには全体で4割近くの人が「はい」と答えた。サプリメント利用者がいかに多いかがうかがえる。

普段サプリを摂取していますか

オシャレ感覚で若年層の方がサプリ利用率が高いかとも思われたが、実際には年齢を経るごとに利用率が上がっているのが分かる。あくまでも実務的な効用から、利用しているようすが分かる。

また、男性と比べて女性の利用率は10ポイント以上高く、女性に限れば過半数近くが利用者という結果が出ている。後述するが女性が自分の身体を維持するために、「なりふりかまわず」手を打つ一環として、サプリも積極利用しているようだ。

では「サプリ」は何のために摂取するものだと考えているのか。単純に健康のためか、それとも具体的に疲労回復、見た目の美しさをアップするためなのだろうか。

サプリは何のために摂取するものだと思うか。

全体的には「健康のため」がもっとも多く7割近い回答。次いで「疲労回復」が3割強を占めた。いかに日常生活で健康に気を使いながらも、身体が疲れていることを実感しているかが分かる。

また、元々サプリの利用者が多いこともあるが、女性にまとを絞って見ると、「健康維持」「疲労回復」に特に気を配っていることが分かる。また、「かっこよく・きれいになるため」よりはるかに多い人たちが「老化防止」のためにサプリは摂取されるものだと考えている。

常に色々な方面から美を追い求める女性陣にとって、「健康維持」「疲労回復」「老化防止」はどうしても守らねばならない防衛ラインなのだろう。そしてそのために活躍する起動予備軍的な存在が「サプリ」なのに違いない。女性が美を維持し続けるために、日夜努力しているようすの一面が、サプリに対する思いからもうかがい知れよう。