今調査は7月29日から7月30日の間、無料メール転送サービスCLUB BBQとレシピサイト「スピードクッキング」の登録会員に対して行われたもので、有効回答数は1323人。男女比は28.0対72.0と女性の割合が多いのが特徴。年齢構成比は20代12.0％、30代44.2％、40代27.4％、その他16.4％。

栄養バランスを気にする度合いと、それぞれが冷蔵庫内に「野菜」「野菜ジュース」を収めている割合は次の通り。

栄養バランスを気にする度合いと、それぞれが冷蔵庫内に「野菜」「野菜ジュース」を収めている割合

全体的には9割の人が冷蔵庫に野菜を、3割の人が野菜系のジュースを収めていることになる。また、栄養バランスを非常に気にする人がそれぞれ95.2％・34.0％の数字を表しているのに対し、「ほとんど気にしない」人はわずか56.5％、15.2％と半数程度でしかないことが分かる。

本来「栄養バランス」というと野菜の栄養素だけでなく多種多様な食品のバランスを考えねばならないのだが、「栄養バランスといえばまずは野菜」という印象が強いのだろう。

別機関の調査だが、以前【「野菜が足りない!?」と思った時に口にするのは野菜ではなくて……】でも取り上げたように、

という傾向がある。今回の調査母体はその少なからぬ部分をレシピサイトという、独身よりは既婚の男女(特に女性)がよく使う場を対象としている。結果として「ジュースよりも野菜そのもので野菜分を補う＝栄養バランスに気を使う」という結果が出たものと思われる。

ところで、「ほとんど気にしない」人(傾向からして、恐らくは大部分が独身だろう)の半数近くは冷蔵庫に野菜が入っておらず、8割強は野菜ジュースも無いとのこと。と、なると冷蔵庫の中にはいったい何が入っているのだろうか。逆に少々気になるところではある。