【更新】好きな家事 買い物 料理 あとは嫌い!?
2008年08月02日 12:00
C-NEWSは8月1日、家事に関するアンケート調査の結果のうち一部を発表した。それによると、数ある家事の中で好かれているのは「買い物」、さらに強いて言えば「料理」程度で、あとの家事は全般的にあまり好かれていないことが明らかになった。家事を趣味とする人も少なくはないが、多くの人にとって「掃除」「洗濯」「後片付け」などは義務、あるいは仕事のように見えているのだろうか([発表ページ])。
スポンサードリンク
今調査は7月17日から19日、インターネット経由で20歳以上の独身・既婚の人を対象に行われたもので、有効回答数は1000人分。男女比は1対1、年齢階層比は20代・30代・40代・50代・60歳以上で均等割り当て。
公開されたデータでは、男女別や独身・既婚別の組み分けはなく、全体的な範囲での集計結果のみだが、それぞれの家事について好き嫌いを集計したのが次のグラフ。
家事の好き嫌い
「好き派」が過半数を超えたのは「食品や日用品の買い物」のみ。あとは「料理」が42%と半数に近いくらいで、それ以外は好き嫌いにおいて「嫌い」が多いという点では似たり寄ったり。
買い物は対象物の違いこそあれどそれ自身を趣味趣向としている人もいるほど。「品物を選んだり利用シーンをあれこれ考える」「色々な店を回って安いものを探したり、購入後の工夫に思いを巡らす」など、義務感のイメージが強い「家事」においても本人の自由裁量が大きい点も好かれている一因だろう。自由裁量という点では「料理」も同様で、料理自身を趣味にしている人も少なくないはず。
キライな家事。
その違いは
「自由裁量」の
多い少ないに
ある、のかも。
一方、他の家事は全般的に義務感が強く、手がける人の自由裁量が利く範囲はさほど多くない。例えば「ゴミの分別、ゴミ出し」や「電球の交換」でどれだけの独自性を見出せるのか。想像するのは難しい。あるいはミュージカルのようなシーンを自ら演じれば話は別になるが……。
調査の結果やそれぞれの行動シーンを想像すると、「好かれている家事」と「嫌われている家事」の間には、それを手がける人の心境と「自由裁量の多い少ない」が大きな要素であることが分かる。自由にできる部分が少ないほど「やらされている」「義務」感が強くなり、負担に感じてしまう。
逆に考えれば、「嫌い」というイメージの強い家事でも、工夫して自分なりの手法を取り入れることで気持ちを切り替え、「楽しいからやっている」思いを強くし、その家事を好きになることもできる。家事の分担をまかされている場合、あるいは一人暮らしの場合、目の前にある家事はこなさねばならない。ならばせめて気持ちを切り替えて工夫を凝らし、楽しく家事を手がけるようにしてみてはいかがだろうか。
スポンサードリンク
ツイート