お弁当3品(とれたて膳)

「カラダにキブンにイイコトクラブ」では、これまで医師や料理研究家の協力のもと、1食約200kcalのサンドウィッチや栄養素を手軽に補給できるサプリDELIなど「専門家の太鼓判メニュー」を展開してきた。今回は新たな“専門家”としてアンチエイジングサイエンスの取締役でアンチエイジング(抗老化、抗加齢。要は老化防止と若返り)の専門家である白澤卓二教授を迎え、同教授の監修のもと、今回の商品を開発。

8品目の食品は『おいしく食べて、美しく。』をコンセプトに、「若々しい毎日の為の食材選び」「続けたくなる美味しさ」「カロリー控えめ」の3点にこだわって開発されたとのこと。例えば全商品には白澤教授が推薦する3栄養素素「フィトケミカル(病気予防や健康維持に重要と考えられる、植物化合物)」「食物繊維」「良質なたんぱく質」を含む食材を使用。さらに食物繊維やポリフェノールを豊富に含む穀物を使用したオリジナル雑穀ブレンド「きれいに九穀米」を開発し、全弁当とスープ1品に使用している。

今回発売される商品群は次の通り。発売は9月30日から順次。

コンビニのお弁当は「価格が高い」「健康的にイマイチ」というネガティブイメージが強くなり、最近では敬遠される傾向にある。日々交換される食品「日配食品」が主軸商品のコンビニとしては、主役級のコンビニ弁当の不人気は死活問題となりうる。そのため、「メガ食品ブーム」にあやかる形で大型化商品の開発が試みられているが、日配食品の業績改善までにはいたっていない。

今回の「アンチエイジング」的お弁当・スープは、現在コンビニ弁当のセールスが伸び悩んでいる2要素のうち「健康的にイマイチ」と真っ向から対抗するもの。普段コンビニ弁当をあまり利用することの無い中堅層以降を、新規顧客として呼び込む可能性も持っているいる。・さらに「アンチエイジング」の観点なら「価格が高い」ハードルをも突破できる(「高くても買う」)可能性を秘めている。

肝心の「味」はもちろん広報展開次第だが、これらのお弁当・スープはコンビニ弁当・日配食品の不調を解決する一つの手立てになるかもしれない。