振らなきゃ飲めない炭酸飲料第三弾「ファンタ ふるふるシェイカー レモン」9月1日発売
2008年08月19日 06:30
コカ・コーラシステムは8月18日、同社の定番飲料「ファンタ」において、炭酸飲料でありながら「振らないと飲めない」という新感覚の飲料「ファンタ ふるふるシェイカー レモン」を9月1日から発売すると発表した。190ml缶で120円。100mlあたり59Kcal(【発表リリース】)。「ファンタ ふるふるシェイカー」シリーズでは「オレンジ」「グレープ」に続く第三弾となる。
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ファンタ ふるふるシェイカー レモン
今回発売される「ファンタ ふるふるシェイカー レモン」は、従来なら相反(あいはん)する「炭酸」と「ゼリー」の2要素が混じり合った形の飲料水。具体的な中身は「炭酸入りのゼリー」で、缶を振ること自身の楽しさと、振ることでゼリーが崩れ、ゼリーの独特なぷりぷり感と炭酸のさわやかな口当たりを同時に体感し、満喫できるとのこと。
「ふるふるシェーカー」の楽しみ方(レモン版)
これまでにもゲル状の口当たりのよいゼリーやグミで炭酸系飲料の味わいを提供した商品はあったが、「それらしい味がするような気もする」という程度で炭酸独特の爽快感はほとんど得られなかった。下手をすると他の製品同様うずもれてしまう可能性もあったが、第一弾として発売された「オレンジ」は【振らなきゃ飲めない炭酸飲料「ファンタ ふるふるシェイカー オレンジ」4月21日発売】にもあるように、マクドナルドとのタイアップキャンペーンも行われ、多くの人の味覚を楽しませることに成功した。第二弾のグレープも(【振らなきゃ飲めない炭酸飲料第二弾「ファンタ ふるふるシェイカー グレープ」6月9日発売】)キャンペーンこそ展開されなかったが、ごく普通にコンビニエンスストアのジュース置き場の定位置を占めるようになっていた。
当方もそれぞれを実際に試してみたが、新しい「飲み食べぷちぷち」的な食感が口の中に広がり、新しい美味しさを体感できた。確かにこれは今までの「それっぽい」ではなく、まさに「炭酸なゼリー」に他ならない。ゼリーの中にあの「炭酸」な感触をここまで閉じ込められたのは敬意に値する。
今回も残念ながら他社とのタイアップキャンペーンはないようだが、ファンタシリーズとしては先のオレンジ・グレープとあわせファンタの人気三大フレーバー(味わい)がそろったことになる。
夏もそろそろ終わりを告げ、清涼飲料水にはライバルとの過当競争が待ち構えている。「ファンタ ふるふるシェイカー レモン」が先輩の「オレンジ」「グレープ」と共にシリーズとしてショーケースの定位置を確保できるのか、見守りたいところだ。
(最終更新:2013/08/03)
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