今調査は7月25日から27日の間、15歳以上を対象にインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000人。男女比は1対1。年齢階層比は10代・20代・30代・40代・50歳以上で均等割り当て。

健康のために普段の食生活で心がけていることを複数回答で尋ねたところ、一番多かったのは「1日3食食べる」で過半数を超えていた。

健康のために普段の食生活で心がけていること

いずれも特段ハードルの高い技術が必要なわけではなく、すぐに実践できそうな選択肢ばかり。しかし半数を超えていたのは「1日3食食べる」だけで、あとは「朝食を食べる」がようやく半数ギリギリというところ。

似たようなアンケートは以前【健康のためにしてること・トップは毎日欠かさず……】として、食生活に限らず生活全般として尋ねているが、そちらでは「1日3食」は入っておらず代わりに「朝食を毎日食べる」がトップだった(もっとも選択肢が色々と違っているので、単純比較はできない)。1日3食を食べるには、朝食・昼食・夕食と生活リズムに合わせた食事をとらねばならず、必然的に朝食を取ることが含まれる(毎日寝坊する生活を過ごし「昼食・おやつ・夕食でも1日3食だからOK」というへ理屈はナシ)。突き詰めれば基本は「規則正しい食生活を心がける」にあるのだろう。

これは各自が「健康のためにしていること」に他ならない。医療学的に「健康にプラスとなる食生活上の行動」とは違うので、その点は注意が必要だ。もっとも上位に挙げられている項目をすべて実践できれば、食生活上は今までより何倍も健康になる気がすることは疑う余地はないだろう。