おにぎりがキライな人、います?

2008年07月28日 08:00

おにぎりイメージインターネット調査会社のマイボイスコムが7月23日までに発表した調査結果によると、おにぎり(おむすび)が好きな人は「非常に」「まあまあ」を含めて97.7%にのぼることが明らかになった。キライな人はわずか2.3%に過ぎず、日本人のほとんどはおにぎりに対して好意的であることが分かる(【発表リリース】)。

スポンサードリンク

今調査は7月1日から5日までの間にインターネット経由で行われたもの。有効回答数は1万3876人、男女比は46対54、年齢階層は30代がもっとも多く38%、ついで40代30%、50代・20代の16%など。

おにぎりに対する好感度をたずねたところ、「非常に好き」「まあまあ好き」をあわせた「好き派」は実に97.7%に達していた。

おにぎりは好きですか
おにぎりは好きですか

「あまり好きではない」「まったく好きではない」はわずか2.3%に過ぎない。統計学的にはほぼ「誤差の範囲」のレベルで、「ほとんどすべての日本人がおにぎりは大好き」としても良いだろう。

さて。

冒頭で「おにぎり(おむすび)」と記したが、元データでは「おにぎり」と表記されている。「おにぎり」も「おむすび」もご飯を手で成型し、中に具を入れたり周囲にノリをまいたり塩をまぶした、手持ちが出来る食べ物には違いない。「おにぎりは三角形のものがメインでおむすびは丸型や俵型」「おにぎりは『鬼切り』というところから魔よけの効果があり、おむすびは『結ぶ』という言葉から霊を包み込む」という説もある。逆に「おむすびは三角形、おにぎりは握ったものだから何の形でも良い」といった話もある。

「おにぎり」「おむすび」
由来は諸説。
確定した定義は無い。

コンビニエンスストアでも「おにぎり」「おむすび」と表記は別々で、地域性もある程度存在している(関東は「おむすび」、関西は「おにぎり」)との話もある一方で、[このページ(nhk.or.jp)は掲載が終了しています]を見ると、一概に関東・関西で区分しきれるものではないことも分かる。「ぼた」「あくまき」「ほうば飯」など、長い間関東で育った当方(不破)には初耳の表現も多い。

結局、どちらが正しくてどちらが間違っている、「おむすび」はこうでなくてはならず、「おにぎり」はこうなのだという確定した定義は無いようだ。個人的な感想ではあるが、どちらかといえば最近では「おむすび」より「おにぎり」の方が一般的であるように見える。

ともあれ、「おにぎり(おむすび)」が多くの人に愛されていることに違いはない。昨今では日本のコンビニエンスストアが世界に進出するにつれ、日本の食べものである「おにぎり」も世界の多くの人に知られ、親しまれるようになりつつあるという話も聞く。お米の美味しさを存分に味わえる食事の一スタイルであり、日本風ファストフードともいえる「おにぎり」。もっと多くの人の口に運ばれ、笑顔をもたらしてほしいものだ。

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

スポンサードリンク



 


 
(C)JGNN||このサイトについて|サイトマップ|お問い合わせ