●●%の人が地震対策を何もしていない
2008年07月23日 08:00
gooリサーチが7月22日に発表した調査結果によると、地震保険に加入する以外に地震対策を何もしていない人は半数近い42%に登ることが明らかになった。昔から地震大国と呼ばれ、実際ここ数年に限っても大きなものが何回も起きている日本において、何も備えをしていない人の多さには驚かざるを得ない(【発表リリース】)。
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今調査はインターネット経由で住宅・マンションを保有する30歳以上の男女1078人に対して7月上旬に行われている。男女比・年齢階層比などは非公開。
地震保険加入以外の地震対策について複数回答で答えてもらったところ、具体的要件としては「非常用の食料や飲料を備蓄する」がもっとも多く37%を占めた。
地震保険加入以外でどんな地震対策をしているか
食糧備蓄は単に地震対策だけでなく、他の対策に使えることもあり、多くの人が実施しているようだ。また、最近は手軽な値段で手に入るため、転倒防止用ポールなど家具の固定機器も普及しているように見られる。
ただその一方、「特に対策をしていない」という人も42%と、半数近くを占めている。地震そのもは天災のため、人間の英知では発生そのものを防ぐことはできず、あくまでも「起きてからの影響を最小限にとどめるための対策」しか打てない。また、実際に自分の身に降りかかるまでは「まさか自分が」との考えから、対策を軽視する傾向があるのかもしれない。
しかし病気の「がん」同様、自分への影響が現実のものとなってからあわてたのでは遅すぎる。繰り返しになるが、新型インフルエンザ対策などにも併用できることもあるので、最低限非常用の食料・飲料の備蓄は行っておこう。また自分自身と家族の安全を確保するため、家具の転倒防止用ポールやジェルの配置、事前の打ち合わせくらいは行っておくことをお勧めする。
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