【更新】自覚する肥満の原因は「食べすぎ」よりも「●●不足」
2008年07月19日 12:00
C-NEWSは7月18日、ダイエットに関する調査結果の一部を発表した。それによると、自分自身が太った原因として認識している要素でもっとも多いのは「運動不足」であることが明らかになった。男女とも第二位の「食べ過ぎ」を約10ポイント上回っており、少なくとも自覚症状においては「もっと運動しなければ」と考えていることがうかがえる([発表リリース])。
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今調査は7月3日と4日の間、15歳以上のインターネットユーザーを対象に行われたもので、有効回答数は1000人。男女比は1対1で、年齢階層比は10代・20代・30代・40代・50歳以上で均等割り当て。
今回発表された一部結果では、肥満・やせ型の自覚症状についても触れている。今記事ではそのさいにBMI値(体重と身長を元に算出される、肥満度合いを示す目算値)において「太っている」と判定された人284人に対し、「太った原因として思い当たる項目」について答えてもらったもの。
複数回答による結果は次の通り。
全体及び男女別・自認している「太った原因」
アンケート全体は1000人に対して行われているものの、今件に該当する「BMI値上太っている人」は284人しかいなかったため、データ上のぶれが生じている可能性はある(男女それぞれ最低ラインの100人は超しているため、リスクは低いが……)。その上で調査結果を見てみると、男女とも自分の太った原因として「運動不足」「食べ過ぎ」であることを十分認知していることが分かる。この2項目だけが、過半数どころか6割を超えた回答率であるからだ。
自分の太った原因であることを
十分以上に認識している
一方、三位以降には男女の大きな差異も見受けられる。男性が「早食い」「不規則な食事時間」のように、仕事上など生活のリズムの上で仕方なく習慣化している習性を原因と認識しているのに対し、女性は「糖分の過剰摂取」「ストレス」など、日常生活の中で生じる原因によるものだと思っているふしがある。女性の元来からの甘い物好きは【「俺はガム」「私はチョコ」男女で異なる好きなお菓子の傾向】や【気分転換のお菓子、ナンバーワンは!?】などの統計データでも明らかであるし、似たような統計データを出した【約7割は「私はメタボ」、原因は「運動不足と食べすぎ」!?】でも、やはり「男性……ライフスタイル」「女性……おやつ」という自覚症状が結果として出ている。
対女性:精神コントロール
肥満解消のためには「運動不足」「食べすぎ」に対する配慮は欠かせないが、それに加えて男女別では、男性の場合は「規則正しい生活習慣」・女性の場合は「自我との戦い(精神コントロール)」からのサポートが欠かせないようだ。
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