毎日湯船に浸かる人は約半数、6人に1人は「一か月に一回以下」
2008年07月10日 08:00
忙しい一日の生活習慣の中で、数少ない「気分もゆるやかに、ゆったりと過ごせる」時間帯の一つが入浴時間。しかし夏ともなればただでさえ蒸し暑く、さらに風呂で暑い思いはしたくない人も多いはず。そのような人は湯船に浸かってのんびりするのではなく、シャワーを浴びるという選択肢を選ぶことだろう。そこで自宅の湯船に浸かる頻度を尋ねたところ、「毎日」と答えた人は全体の半数程度にとどっていることがアイシェアの調査で明らかになった(【発表リリース】)。
スポンサードリンク
今調査は6月25日から27日の間、無料メール転送サービスCLUB BBQの会員に対して行われたもので、有効回答数は245人。男女比は55.1対44.9。年齢構成比は20代14.7%、30代48.8%、40代25.9%、その他10.7%。
自宅の湯船に浸かる頻度を尋ねた結果は次の通り。中には「そもそも湯船は無い」という回答も見受けられた。
自宅の湯船に浸かる頻度
全体では約半数が毎日湯船に浸かり、バスタイムを楽しんでいるという結果が出ている。二、三日も含めると、6割強の値だ。
一方で、少々驚かされるのは「一か月に一回程度以下」という回答が16.8%もいるということ。六人に一人の割合となる。さらに20代なら23.1%など、年齢階層別では若年層ほど高い値を示している。「どれだけ不潔なんだ」と思うかもしれない。
しかし注意して欲しいのはこの選択肢が「一か月に一回程度以下しか風呂に入らない」のでは無く、「湯船に浸からない」のを示していること。選択肢として別項目で「自宅に湯船はない」があることから、「シャワーと湯船の両方が自宅に備わっているが、湯船に浸かる機会はほとんど無く、たいていはシャワーで入浴を済ませてしまう」のを意味する。
時間が無いからなのか、面倒くさいのか、それとも合理的なのか、好き嫌いの問題なのか。はたまた調査したのが夏に入る直前の蒸し暑い時期なので、暑苦しいようにも見える「湯船への入浴」を敬遠しているからなのか。「お風呂」=「湯船に浸かる」という方程式は、特に若年層は成り立たなくなりつつあるようだ。
スポンサードリンク
ツイート