【更新】電話での好感度アップにつながる3つのポイント

2008年07月02日 08:00

昭和のレトロ黒電話イメージC-NEWSは7月1日、飲食店における電話対応と印象の良し悪しに関する調査結果の一部を発表した。それによるとお客の立場として飲食店側の電話対応で好感触を持てるのは「言葉使いが適切」「愛想が良い」「電話に出るのが早い」などの意見が多数を占めていた([発表リリース])。

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今調査は5月30日~31日、ネット経由で20歳以上の男女300人に対して行われたもので、男女比は1対1。年齢階層比は20・30・40・50代・60歳以上で均等割り当て。

飲食店に電話をした時に、どのような対応だととりわけ好感度がアップするか、3つまで選ぶようにたずねたところ、「言葉使いが適切」と答えた人が8割強を占めた。

飲食店に電話をした時に、どのような対応だととりわけ好感度がアップするか
飲食店に電話をした時に、どのような対応だととりわけ好感度がアップするか

逆に考えると、飲食店に対しては「あまり言葉使いが良くなくても仕方ないな」と常日頃から多くの人が思っていると受け取ることもできる。

リリースでは具体例も挙げられているが、「若い店員だったけれど、言葉遣いが丁寧で、場所の説明も分かりやすく、店に対する期待が高くなった」「地元のスナックで、思いがけずきちんとした電話応対をする女性がいて驚いた。ほとんどのスナックでは『○○でぇす』と軽薄そうに電話に出る人が多いのに、『お電話ありがとうございます』と言ってから店名を名乗るなど、要所要所に品格がうかがえる応対に感動した」など、「飲食店はアルバイトも多いし、軽いイメージでまともな対応はしないだろうな」という相手がしっかりとした対応をすることで、好感度がさらにアップしている様子が分かる。

飲食店の電話対応はあまり期待していない

しっかりした対応だと驚き、通常以上に
好感度がアップする

この効果は「いつもクラスでイタズラばかりしている生徒が、たまたま掃除を積極的に手伝ったり人助けをすると、普通の人がした善行以上に目立ち、非常に良い行いをしたかのように思えてくる」日常との比較・ギャップ効果(「映画ジャイアン効果」……漫画『ドラえもん』で通常は悪さばかりしているジャイアンが、映画になると良い子になるため、余計にその「良い子」ぶりが際立って見える)に近いものがある。

もっともこれらの項目、言葉使いの適切さや愛想のよさ、電話に出ることの速さなどは、(業種などにより多少の臨機応変さは必要だが)飲食店に限らず、電話対応すべてにおいて求められているもの。電話対応そのものは何冊ものマニュアル本が出ているくらいだが、せめてこれらの項目くらいは頭に入れて、チェック項目に「○」がつけられるようにしておこう。

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