ジャパンネクストPTSの昼間取引、8時10分~16時30分を想定・10月以降にスタート
2008年06月29日 12:00
6月27日に公開された【SBIホールディングス(8473)】の【経営近況報告会向け資料(PDF)】によると、現在傘下のSBIジャパンネクスト証券で展開されている私設取引システム「ジャパンネクストPTS」の取扱時間について、今秋から冬の間に8時10分から16時30分までの昼間取引を開始するべく準備を進めていることが明らかになった。東証などの通常国内取引所との運営時間とオーバーラップすることになり、注目を集めている。
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【ジャパンネクストPTSの夜間取引、原則午前2時までに延長へ】にもあるように、現在ジャパンネクストPTSでは19時から23時59分、翌日の0時30分から2時までの間が取引時間となっている。午前ゼロ時以降の「セッション2」導入の際に「今後は、取引時間を昼間に拡大することにより、投資家の皆様の利便性をより一層追及すべく、準備を進めてまいります」という表記が見受けられたが、具体的な形で発表が行われたのは今回がはじめて。
具体的には
・取引時間は8時10分から16時30分まで。
・お昼休みは無く、連続運営時間を想定。
・昼間取引のみ、呼び値の刻みは東証のよりも小さくする。
・10月~12月の開始を目指してシステム構築や調整を進行中。
とのこと。
類似時間帯のPTS取引を展開している【カブドットコム証券(8703)】と比べると、夕方のお休み時間(16時30分~19時)があることやオークションシステムが導入されていない(顧客指値対当方式)、取引時間外の事前注文が出来ないなどシステム周りの難があるものの、始まりの時間をわざわざカブドットコム証券のものより10分だけ早く設定する点からも分かるように、ジャパンネクストPTSがカブドットコムのPTSをライバル視していることが分かる。
主要PTSシステムにおける売買代金比較(発表資料より)
メジャーどころの銘柄ではそれなりに売買が活性化してきたジャパンネクストPTSが昼間、特にお昼休みや東証が閉じる15時以降にも連続して開場することにより、このタイミングで出されることの多い上場企業のIRにも対応した売買が可能となる。もちろん相対する売買対象がいれば、の話だが、市場動向はより柔軟性の高い動きを示すことになるだろう。
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