【更新】平日も休みも睡眠不足? ……睡眠時間の理想と現実

2008年06月28日 12:00

睡眠イメージC-NEWSは6月27日、睡眠に関する実態調査の結果の一部を発表した。それによると、普段の実際寝ている時間と、理想と考えている睡眠時間との間には1時間弱の開きがあることが明らかになった。忙しい現代社会の実情を示してるのかもしれない([発表リリース])。

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今調査は6月13日と14日にネットユーザーを対象に行われ、有効回答数は1000。男女比は1対1で、年齢階層比は10代・20代・30代・40代・50歳以上で均等割り当て。

平日と休日それぞれについて、普段と休日の睡眠時間、そして休日と普段の「理想と考えている」睡眠時間についてたずねたところ、平日・休日とも「理想>普段(現実)」という結果が出た。

普段と休日の睡眠時間、休日と普段の「理想と考えている」睡眠時間(加重平均値)
普段と休日の睡眠時間、休日と普段の「理想と考えている」睡眠時間(加重平均値)

平日の場合は1.1時間、休日の場合は0.6時間、「理想よりも現実の方が睡眠時間が短い」という結果が出ている。これから

・本当はもっと寝たいのだが、現実には睡眠時間を短くせざるを得ない。
・それでも休日はやや時間に余裕が持てるため、現実の睡眠時間が理想に近づいている。


という実情をかいまみることができる。

なぜ理想ほど睡眠時間を採ることができないのか。この調査結果からだけでは分からないが、「あえて短い睡眠時間にして修行している」ことはありえず、恐らくは単純に時間が足りなくて、または夜更かししたいため、果ては自由時間を少しでも延ばしたいため、「寝る間も惜しんで」いるのだろう。


詳しい結果は公開されていないが、睡眠の悩みや不満において3割が「起きたときに疲れが残っている」と答え、さらに眠りについて「満足」しているのはわずか12%に過ぎないとのこと。睡眠の深さ浅さにも問題はあろうが、やはり単純に睡眠時間不足が大きく響いているのだろう。

睡眠不足のまま一日の行動を始めると、活動効率は低下するし居眠りの危険性もある。ドライバーなどの場合はリスクが高まるかもしれない。理想の睡眠時間に近づいたところで「もっと寝ていたい」と考えるが関の山だろうが(笑)、できればもう少し余裕を持って就寝したいところである。

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