電子レンジで再利用可能な湿気とり「湿気トリのたまご」
2008年06月22日 12:00
梅雨入り宣言が行われ、じめじめとしたイヤな天候が日本全土を支配する今日この頃。不快指数を上げる一要因なのはもちろん、室内のさまざまなモノの劣化を早めるのが「湿気」。コンビニやドラッグストアにも各種湿気とりがずらりと並んでいるが、そのほぼすべてが使い捨てタイプ。「どうももったいないんだよな、スポンジみたいに絞って再利用できるのはないか」と探していたところ、目に留まったのがこちら、『湿気トリのたまご』。
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湿気トリのたまご
要は「湿気を取る」の「取り」と「鳥」をかけ、形を卵型にしてシャレを決め込んだという形の商品。あるいは鳥そのものの形にするのは造形的に難しかったからかもしれない。
それはともあれ、この「湿気トリのたまご」、たまご部分は陶器製、内部には湿気を取るシリカゲルが入っている。サイズは10×8.3×12.2センチ、重さは0.4キロ。湿気を避けたい靴箱や本棚に設置すれば、周囲の湿気を吸い取ってくれる。
シリカゲルが湿気を吸い取り、吸収力が低下すると湿気サインが青からピンクに変わる。この色変わりが確認できたら、たまごの部分を電子レンジ(解凍モード)で10分以下加熱すれば、また湿気が取れて再利用できるようになるとのこと。
色が変わったら電子レンジで「再生」の儀式
輸入品のため価格にややばらつきがあるが、市販価格は大体1500円~2000円程度。使い捨ての除湿剤何個分かを考えると、「採算を取るためには何回再利用しなければならないのか」と少々思案のしどころでもある。
もっとも、デザイン的にもオシャレな部類に入るし、無粋な除湿剤の容器と比べれば、本棚に置いても違和感は感じにくい。何回でも再利用できるのは「使い捨てそのものが気分的にどうもなぁ」と考えている人には良い一品といえるだろう。
(最終更新:2013/09/06)
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