「知らない人から着信!? 」かけ直さない人は●割

2008年06月18日 08:00

モバイルイメージ情報サイト「ブロッチ」などを展開するアイシェアは6月13日、携帯電話と非通知・知らない番号からの着信履歴に関する調査結果を発表した。それによると電話帳に登録されていない番号の着信履歴が残っていた場合、その履歴に対してかけ直す人はわずか1割にも満たないことが明らかになった。一時期の「ワン切り」ブームの影響もあってか、素性を明かさない人やよく分からない人への警戒感の強さの表れ、あるいは自己防衛方法が広く普及していることがうかがえる(【発表リリース】)。

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今調査は5月29日から6月2日の間、無料メール転送サービスCLUB BBQの会員に対して行われたもので有効回答数は493人。男女比は55対45。年齢構成比は20代15.4%、30代46.2%、40代30.0%、その他8.3%。

電話帳に登録されていない番号の着信履歴が残っていた場合の対応は次の通り。

電話帳に登録されていない番号の着信履歴が残っていた場合の対応
電話帳に登録されていない番号の着信履歴が残っていた場合の対応

男女を問わず警戒心が極めて強く、全体では9割の人が「かけ直さない」と答えているのが分かる。特に男性よりも女性の方が慎重で、同じ携帯電話からかける人はわずかに4.1%しかいない。

携帯電話で留守番電話サービスを使う人もいるだろうが、それはごく一部の人に過ぎない。たいていは着信を残すことで相手に意思(かけたよ・できればかけなおして欲しいナ)を示すことになるが、着信した側は「得体も知れないような相手にかけ直すわけないジャン。本当に連絡する必要があるのなら、またかけてくるだろうし、そもそも電話帳に載っていない『知らない人』から突然そんな連絡を受ける言われはないネ」という思惑が多数を占めていると推定される。

電話帳にない番号からの着信
→その番号を検索して
「怪しい」番号でないことを確認してから
かけなおしても遅くはない

なお今回の調査において選択肢には用意されていないが、気になる人は着信した電話番号をインターネット上で検索してみることをお勧めする。そのままの番号の数字をダイレクトにキーワードとして用いるか、「-」などを適切に加えて検索する。仮に相手が何らかの業者やいたずらだった場合、たいていにおいてそれらの番号を収集している対策サイト・掲示板が該当し、その番号の素性が判明する。もし「かけ直す」にしても、検索して確認してからでも遅くはないだろう。

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