ゲームソフトランキング更新、原作モノ格闘ゲームの雄が初登場トップに
2008年06月16日 08:00
メディアクリエイトが発表した6月2日~6月8日の【週間ソフト・ハードセルスルーランキング】によれば、今回計測週のトップの座についたのは、マンガ連載はとうの昔に終わっても未だに格闘系のゲームの題材として人気の高い「ドラゴンボール」シリーズの最新作『ドラゴンボールZ バーストリミット』だった。プレイステーション3の表現能力を存分に用い「ドラゴンボールらしい」戦いを楽しめるとうたっており、ストーリーモードーでは原作のサイヤ人編からセル編までが再現されている。条件を満たすことで「ドラマピース」を手に入れ、そのピースのセットによって戦いに色々な変化をもたらすことが出来るという仕様もある。発売初週ということもあり、購入者の意見が真っ二つどころかきれいに各評価ごとに分散しているのが気になる。次週以降のセールスが、どの意見が正しいのかを示してくれることだろう。
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第二位には、こちらも新作の『不思議のダンジョン 風来のシレン3 ~からくり屋敷の眠り姫~』が。「1000回遊べるRPG」シリーズの最新作にしてWiiには初の登場ということもあり、前評判は高かったが初週販売の時点でも評判そのものは悪くない。ただ、既存の「シレン」シリーズを長くプレイしてきた人には「あまりにも違いすぎる」との意見もある。まるっきり別物と見た方がよい、との話もあり、こちらも次週以降の動向が気になるところ。
第三位は新人に頭を抑えられ先週から順位を落としてしまった『実況パワフルプロ野球ポータブル3』がランクイン。先週から比べると高評価をつける人が増えているのが目立つ。発売直後とある程度プレイされからの評価の違いが出てくると、そのソフトの奥深さや「真の評価」が見えてきて興味深い。どうやら「パワプロ3」は高評価の方に天秤が傾いたようだ。
第四位には老舗の上位常連『マリオカートWii 』が。これだけ新作が勢ぞろいしている週で、健気に販売数を維持してランクインするとはよほどの人気があるに違いない。多くの人に好まれるタイトルは、やはり「楽しく」はもちろんだが「分かりやすく」なければならないのだろう。
今週発表週は新作2タイトルが上位を占め、いつもの常連『モンハン』が少々下の順位に落ちてしまった。もう少し粘ってくれると思っていただけに、少々残念なものがある。一方『マリオカートWii』は引き続き上位に食い込んでおり、意地を見せてくれた気もする。次週は今回週の上位2タイトルが継続人気が出るかどうか、ユーザーのリアクションが微妙なところだっただけに気になるところ。今週同様高評価を維持して上位に居残るかもしれないし、突然姿を消しているかもしれない。結果は次週のお楽しみ、である。
(最終更新:2013/08/16)
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