コーラのペットボトルに新デザイン・よりスリムに、より握りやすい「グリップボトル」登場

2008年06月04日 08:00

グリップボトルイメージコカ・コーラシステムは6月3日、「コカ・コーラ」「コカ・コーラ ゼロ」の2ブランドの500mlサイズのペットボトルにおいて、新しいデザインの「グリップボトル」を導入し、6月2日からコンビニや自動販売機で展開すると発表した。コカ・コーラブランドにおける500mlペットボトルでは、新しいデザインの導入は発売以来はじめてのことになる(【発表リリース】)。

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グリップボトル
グリップボトル

リリースにいわく、「グリップボトル」の特徴は次の通り。

1.コカ・コーラブランドの資産であるコンツアーボトルを、現代的なシャープなデザインで表現
2.ボトル中央のくぼみと独特の表面加工により、移動中の飲用シーンに相応しい"持ち運びやすさ"と"握りやすさ"を体現
3.ペットボトル本体には「コカ・コーラ」のロゴ及び北京オリンピック開催を記念する「オリンピックシンボル」の五輪マークを刻み、ブランドの訴求力を強化


今回のような全面的なデザイン変更は、日本におけるコカ・コーラブランドの500ミリリットルペットボトルにおいて、1996年4月に導入以降はじめてのこと。

おりしも先月、コカ・コーラの独自のビンスタイル「コンツアー(Contour、輪郭)」が立体商標として認められており(【文字や図形が付されない容器での立体商標として日本初 コカ・コーラ コンツアーボトルの立体商標が認められる(公式サイト)】)、これも受けての新スタイルモデルの発表と思われる。

オリンピックのマークはともかくとして、既存のモデルと比べると「くびれ」の部分が一層細くなっており、確かに握りやすさは実感できる。中身の容量は500ミリリットルのままなので、先日別飲料で行われた「デザイン変更に伴う実質的な値上げ」という話も無く、安心して購入できる。

新しい「グリップボトル」デザインのペットボトルは、発売当初は店頭で違和感を得るかもしれない。しかしじきに「ごく当たり前のもの」として受け入れられていくのだろう。

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