電話はわずか1割強・友だちとの連絡も今やメールの時代

2008年06月12日 08:00

モバイルイメージ情報サイト「ブロッチ」などを展開するアイシェアは6月11日、携帯電話やメールに関する調査結果を発表した。それによると友だちとの連絡手段において、電話を使う人は1割強に過ぎず、8割強の人がメールを利用していることが明らかになった(【発表リリース】)。

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今調査は5月27日から29日の間、無料メール転送サービスCLUB BBQの会員に対して行われたもので有効回答数は469人。男女比は55.0対45.0。年齢構成比は20代11.5%、30代49.7%、40代27.9%、その他10.9%。携帯電話を比較的よく使う人を対象にした調査結果であり、世間全般と比べると多少携帯電話寄りの結果が出ていることを考慮する必要がある。

二者択一で「友人との連絡で使う手段」をたずねたところ、全体では8割強が「電話よりメールの方が多い」と答えた。

友人との連絡で使う手段
友人との連絡で使う手段

あくまでも「どちらが多いか」であり「どちらのみか」ではないため、「メール」と答えた人でも「電話で連絡を取る」場合もある。とはいえ、8割強の人がメールを選ぶあたり、友だちとのコミュニケーション手段としてメールは欠かせない存在であることが分かる。

また性別区分でみると、男性よりも女性の方がはるかにメールへの依存度が高いことが分かる。失礼ながら男性の身である当方(不破)としては、「女性=友だちとおしゃべりの長電話」というイメージがあるが、今や「友だちと山ほどのメール」というのが常識となりつつあるようだ。

男性より女性の方が
「電話よりメール」の
傾向が強い

相手への連絡手段としては電話もメールもさほど変わらないように見えるが、電話が相手が「その時点で」対応するのを半ば強要するのに対し、メールでは相手の事情でリアクションする時間を選択させることが可能(リアルタイムの反応でなくとも良い)。その便利さや相手への配慮ができるのも、メールを連絡手段として用いるメリットの一つとしているのだろう。

もっとも【中学2年の16%が「ケータイで1日51通以上メールのやり取り」】【女子高生 ケータイ利用は 一日2時間 寝る間も惜しんで メールで やりとり】にもあるように、メールを一般会話の言葉のやり取りのごとく用いる傾向もある。このような使われ方をしている間柄では、電話もメールもさほど変わりないのかもしれない。

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