縦1.3メートル横2.4メートルお値段1100万円! シャープが世界最大の108V型液晶ディスプレイを商品化

2008年06月15日 12:00

108V型液晶ディスプレイイメージ【シャープ(6753)】は6月13日、業務用としては世界最大の108V型液晶ディスプレイを商品化し、7月19日に開設する東京都内のシネマコンプレックス「新宿ピカデリー」に納入すると発表した。今後は受注生産体制に入る。一部報道によれば価格は1100万円程度で、2010年までに3000台を販売する計画とのこと(【発表リリース】)。

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108V型液晶ディスプレイ
108V型液晶ディスプレイ
「新宿ピカデリー」と設置される予定の液晶ディスプレイ
「新宿ピカデリー」と設置される予定の液晶ディスプレイ

今回発売される108V型液晶ディスプレイは亀山第2工場で採用された第8世代のマザーガラス(2160×2460ミリ)から1面取りできる最大サイズの液晶パネルを採用。約2畳分に相当する面積を有し、HDMI端子やDVI-I端子など各種入力端子を装備している。そしてファンレス設計(構造などを工夫して送風機を使わずに内部の冷却ができる仕組み)により騒音やほこりの吸い込みが少ないなど、外部に置かれても耐久性の心配が少なくなるという、業務用ディスプレイとしての完成度を高めている。

大型液晶ディスプレイは画像のきれいさや消費電力の少なさなどから、今回のようなシネコンやターミナル駅内の広場、空港の待合室などに置かれているのをよく見かける。それらはその場にいる人に各種情報を提供する一方、各メーカーの液晶開発技術をアピールする役割をも果たしてる。今回提供される108V液晶ディスプレイはシャープ液晶技術の高さを改めて披露してくれるに違いない。

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