ホンダ「カブ」の売れ行きをグラフ化してみる
2008年05月25日 12:00
先に【世界に広がる「カブ」の輪! 世界生産累計6000万台突破】でお伝えしたように、[ホンダ(7267)]の主力製品でいまや全世界で愛されている自動二輪車「カブ」の生産累計台数が6000万台を突破した。先の記事では本体写真や概要を説明したが、今回はリリースに掲載されていた生産実績をグラフ化してみることにする。
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ホンダ「カブ」の生産実績(クリックで拡大)
リリースでは表組で生産開始の1958年以降(一時決算月変更などでぶれが生じているが)毎年の生産台数と累計生産台数が掲載されている。数字だけでは今ひとつ把握しにくいが、グラフ化するとこのように、「カブ」が一貫して好調な生産を続けていること、1990年代と2000年代の2つの「節目」があり、その節目以降生産台数が飛躍的に伸びていることが分かる。
また1998年から数年間、一時期生産台数が落ち込んでいる。これは詳細は不明だが同時期に排気ガス規制対策が行われたことが確認されており、その対策に際してやや台数が落ち込んでしまったのではないか、と思われる(が詳細は不明)。
ともあれ、燃費がよく小回りも利き、耐久性にも優れた「カブ」は、世紀を超えて世界中の人々に愛され続けることだろう。特に原油価格が高騰している昨今、カブの経済性の高さへの注目はますます高まるに違いない。
(最終更新:2013/08/06)
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