インディのあのシーンをレゴで「実」体験した人たち
2008年05月21日 08:00
冒険活劇映画として代表作の筆頭に挙げられる『インディ・ジョーンズ』。最近では最新作【インディー・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国】の話題で持ちきりだが、1981年の第一作『レイダース/失われたアーク(聖櫃)』から20年以上にも及ぶ長編シリーズとしてその名を知らぬものはいない。当然ファンも多く、その層も老若男女に及び、さまざまな派生作品も登場している。この世界をブロックのおもちゃ、レゴで再現したゲームまで登場するくらいだ(【参照ニュース:IT media】)。また当然のごとく、同シリーズの有名な場面、あるいは人物の姿かたちを真似て成りきる人もいる。そして熱烈なファンは、常人の想像を上回る方法で、「インディー・ジョーンズ」シリーズへの熱愛・敬愛を示すことになった。
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あの「岩石から逃れる」シーンの再現。ただし岩石は……
「インディー・ジョーンズ」でもっとも有名なシーンのひとつ、岩石トラップから逃れる主人公インディーのシーンを再現したものだ。ただし岩石はあの「レゴ」で作られたもの。元記事の【Metro.co.uk】によると、今回の再現シーンには500万個ものレゴが用いられたとのこと。
インディー・ジョーンズのコスプレをした人が坂に立ち、その後ろから「岩石レゴ」を転がす。そして「インディー」がまさにあのシーンよろしく、後ろを振り向きながら走り逃げるというシーンが再現されている(昔、お笑い芸能人のイベントなどでは張りぼての岩石で似たようなことが行われていたが……)。
映画でのインディーは何とか岩石から逃れることができた。「レゴ・インディー」では動画をよく見ればお分かりの通り、同様に岩石からは逃げられたものの、その岩石が停止していた自動車に接触、イモビライザー連動のアラームが作動し、大騒ぎとなってしまっている。
コスプレに代表されるように、熱烈な敬愛がために「なりきり」をしたくなる気持ちは十分にわかるし、動画でもその情熱はパワフルなまでに伝わってくる。しかし情熱も過ぎると、単なる「おばかさん」になりかねないという感もする、あるファンの活動履歴といえよう。
(最終更新:2013/09/06)
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