【更新】ガムも宇宙に飛び立つ時代に
2008年05月16日 06:30
ロッテは5月15日、日本時間で6月1日の朝に打ち上げられるスペースシャトル「ディスカバリー号」において、同社のガム「キシリトールネオ<ライムミント>ファミリーボトル」が搭載されると発表した。JAXA(宇宙航空研究開発機構)が実施する、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」の有償利用テーマに、民間企業の商品第1号として選定されたもの([発表リリース])。
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ディスカバリー号が打ち上げられる6月1日は、日本チューインガム協会が制定している「チューインガムの日」でもある。ガムの記念日に打ち上げが行われるスペースシャトルで、いわば「宇宙ガム実験」のために宇宙へ旅立つという歴史的な日の重なりが見られるのは、運命的なことなのかもしれない。
ロッテではこの「宇宙ガム実験」を皮切りに、宇宙空間でのそしゃく力(かむ力)の維持や歯みがきの代用となるかどうか、カルシウムの消失から歯の健康を維持する効力などについての研究と開発に勤しむとコメントしている。
普通の食品と違いがむには食べ残しが生じるため、ごみをどのように処分するかの問題が残る。しかしその点を上手にクリアできれば、将来的には宇宙食としてのガム、いわゆる「宇宙ガム」も開発されるかもしれない。
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