あなたは入浴派? それともシャワー派??

2008年05月08日 08:00

お風呂イメージマイボイスコムが5月8日までに発表した調査結果によると、浴室の利用について「浴槽に湯水を溜めて入浴」する入浴派は過半数を占め、「シャワーのみで済ませる」シャワー派は2割に満たないことが明らかになった。また、両用する人も2割程度に登っている(【発表ページ】)。

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今調査は4月1日から5日までの間、インターネット経由で行われたもので、回答者数は1万4845人。男女比は46対54で、年齢階層比は30代がもっとも多く38%、次いで40代の30%など。

日本人の入浴スタイルで思い浮かぶイメージといえば、頭にタオルを載せて湯船にゆっくりとつかるシーン。シャワーは西洋化と共に入ってきたもので、日本人にはあまり馴染み深くはない(わらぶき屋根の古典的な家にシャワールームがマッチするだろうか。むしろひのきの浴槽だろう)。とはいえ昨今の住宅では必ず浴槽に加えてシャワーが用意されているし、湯船を設置するスペースがないところではシャワーのみ、という場合もある。

今調査における「浴槽」と「シャワー」に関する回答は次の通り。

浴槽? シャワー??
あなたはご自宅で、浴槽に湯水を溜めて入浴をしますか?シャワーで済ませますか?
・浴槽利用……83.4%
・シャワー利用……38.2%
(両用を加算)

今調査を見る限り、「浴槽オンリー派」は6割を占め、多数意見であることがわかる。一方で「シャワーオンリー派」は2割に満たない。また、夏は(暑苦しいので)シャワーで済ませ、冬は(暖を取る意味もあるので)湯船にゆっくりとつかるという合理主義派も2割ほどいる。

個人的には「夏の湯船が暑苦しいのなら水風呂にすればいいじゃないか」と思うのだが、水(お湯)につかる行為自身が暑苦しい・面倒くさいという面があるのだろう。

確かに湯船につかるよりシャワーの方が時間が短くて済むし、気軽な感がある。短時間で気分転換をしたいとき、お風呂につかるほどでもないが汗をかいてすっきりしたい時にはシャワーの方がありがたい。

そのように考えると、単に湯船につかることが好きなだけでなく、日常生活の中で「風呂に入る」といった行為を「のんびりと過ごしたい」と考えている人は浴槽派、風呂に入る行為をすっきりとしたい・汗を落したいといった機能面を重視して合理的に考えている人はシャワー派の傾向があるのかもしれない。


■関連記事:
【冬場のお風呂、湯船に毎日つかる人は55.9%・時間は20分以内が8割以上】

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