なるほどなものから意外なものまで・カレーの隠し味として入れると美味しいものランキング
2008年05月07日 06:30
検索エンジンgooにおいて実施されていた【カレーの隠し味として入れると美味しいものランキング】の結果発表が行われ、第一位には「りんご」がついた。他にもさまざまな、メジャーなものからマイナーなものまで、多種多様な「カレーの味ををワンランクアップさせる」調味料たちがリストアップされている。
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今調査は3月21日から22日、gooリサーチのモニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したもの。有効回答数は1036、男女比は50.68対49.32。年齢階層比は30歳代がもっとも多く30.12%、ついで40歳代の27.03%。
【「カレーライス」が日本の国民食から外れつつある現実】やその反響からも分かるように、当方も含む日本人にとってカレーライスは今や欠かせない国民食の一つ。元記事にもあるように「家庭の味は?」という質問にすら、肉じゃがやみそ汁ではなくカレーライスを思い浮かべる人も多いだろう。そのような「カレー大好き」な人たちが築いてきた「カレーの歴史」の中で、独自の調味料を隠し味と加える手法が色々と形成されていくのはごく自然な話。
トップについた「りんご」は某カレーのテレビCMでも「♪りんごとはちみちトロ~り溶けてる」で有名な、あの「りんご」。味を上品でマイルドにする効果があるという(もちろんそのまま丸ごと入れるわけではない)。
第二位には牛乳。元々コクや甘味を足し、味をマイルドにするものだが、水の代わりに牛乳を入れた牛乳カレーは子ども達にも人気が高い。また、隠し味ではなくカレーライスと共に牛乳を飲む人も多いだろう(当方は牛乳を飲めなくなってしまったが、それまでは指摘されている通り「カレーといえば牛乳」派だった)。
第三位の「にんにく」は辛味や甘味、香りを引き立てるもの。カレーショップでスライスして揚げたにんにく(フライドガーリック)が調味料として用意されているが、それをカレーの上から振りかけるのもアリだ。
完成したカレーに振りかけるといえば、第五位の「しょう油」と第七位の「ソース」はいつものごとくライバル視されるもの。「しょう油」はコクを、「ソース」は酸味をカレーに加えるものだが、それぞれに独特な味わいが出るのでファンも多い。
カレーの隠し味といえば当方は『華麗なる食卓』の第一巻に掲載されていた「カレー隠し味一覧」を見て驚きと共にカレーの奥深さを知ったもの。上記に挙げた以外でメジャーな食材としては例えば
・コーヒー……コク
・トマトケチャップ……酸味、甘味
・バナナ……コク
・チョコレート……コク
・砂糖……コク
※同じ「コク」でもそれぞれ材料によって異なる味わい
などがあるという。
インスタント、レトルト、粉カレーを含め、さまざまなカレーが気軽に手に入り、誰もが馴染み深いカレーたち。しかしその奥深さはこれまでの代表的な家庭的日本食(例えば肉じゃがや味噌汁)同様に奥深い。今回のランキングや参考書などを手元に、今度カレーを作る際には「新たな味」にチャレンジしてみてはいかがだろうか。
(最終更新:2013/09/06)
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