マクドやつくばエクスプレスでニンテンドーDS用ソフトをダウンロード!
2008年05月27日 06:30
[任天堂(7974)]と[マクドナルド(2702)] 、エヌ・ティ・ティブロードバンドプラットフォームは5月26日、携帯ゲーム機ニンテンドーDSの公共エリアにおける活用について提携し、5月27日から「ニンテンドースポット」の実験サービスを開始すると発表した。一部マクドナルド店舗やつくばエクスプレスの駅構内・列車内で無線通信機能を使って専用ブラウザーソフト「ニンテンドースポットビューア」を無料で配布し、各種体験版ソフトや専用ポータルサイトを閲覧できるようになる(【任天堂側発表リリース】)。
スポンサードリンク
ニンテンドーDSとマクドナルドニュース
任天堂DSでは無線LANを用いて体験版をダウンロードし、電源を落とすまでその体験版をプレイできるという機能がある。今回の実験サービスはその体験版機能を使ったもの。マクドナルドでは東京都世田谷区・杉並区の導入一部店舗(【マクドナルドリリース参照】)で、秋葉原とつくばを結ぶ「つくばエクスプレス」では全駅と列車内(2000系車両)で(【エヌ・ティ・ティブロードバンドプラットフォーム参照】)、無線LANを用いてダウンロードができるようになる。両者の主要サービスは次の通り。
■マクドナルド
・DS専用の「マクドナルドニュース」閲覧(各種情報、食育サイト「食育の時間」など)
・市販DSソフトの体験版ダウンロード
・『ポケットモンスター ダイヤモンド』を持参した人に、わざ「プレゼント」を覚えた「ピカチュウ」のデータをプレゼント(5月30日~6月19日)
■つくばエクスプレス
・外出先での情報配信プラットフォーム無料ポータルサイト「Wi-Fine for DS」閲覧(ニュース、グルメ、天気、占い、乗り換え案内など)
・市販DSソフトの体験版ダウンロード
任天堂では今回の提携とサービス実施について、「DSのご利用者に新しい驚きと楽しさをパッケージソフトで提供してきましたが、今後は、DSを持ち歩いていただくことで新しい利用シーンを創出することにもチャレンジしていきます」とコメントしている。そして今回の実験がその第一歩とし、今後さらに広範囲な利用方法を提示していく可能性を示唆している。
「通信可能で持ち運びに便利な情報端末」というと、現在では携帯電話が生活の一部になるほどまでに浸透している。任天堂はニンテンドーDSに、携帯電話と同じようなポジション、あるいは携帯電話には無いアドバンテージ(広範囲な表示画面やタッチパネルなど)を活用した「第二の情報端末」の立ち位置が得られるよう模索しているのかもしれない。
スポンサードリンク
ツイート