毎月自分の趣味に5万円以上を使うオタクな人は●●%

2008年05月20日 06:30

オタバイメージオタク系SNS【オタバ】を運営するオタバ運営チームは5月19日、同SNS内で実施したアンケート「あなたが趣味に使うお金は月いくら?」の結果を発表した。それによるとオタクと呼ばれる属性を持つと自負している人たちが、毎月自分の趣味に使う金額は「1万円~3万円」の層がもっとも多く、その比率は31%にも及んでいた。また10万円以上と答える人も1割近くおり、金額的に「つわものども」が大勢いることがうかがえる(【発表リリース、PDF】)。

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今調査はオタバ内にて5月12日から5月18日の間に行われたもので、有効回答数は963件。男女比は67対33で、年齢構成比は20~24歳がもっとも多く32%、ついで25~29歳の27%、30~34歳の18%など。興味分野はゲーム、アニメ、キャラ、コミック、萌えなどが上位を占める。

今回の調査項目「あなたは趣味に月いくら使っていますか?」の回答結果は次のとおり。

あなたは趣味に月いくら使っていますか?
あなたは趣味に月いくら使っていますか?

調査対象が一般の人ではなく、「オタク」を自負する人たちが集まるSNSに加入している人であることを考えると、この値は「オタクな人が自分の愛する趣味にどれだけ資金を投入しているか」という問いに対する答え等しいといえる。比較的若年層が多い回答母数の中でも、毎月1万円~3万円を「投資」する人が3割、5000円~1万円が2割に達しているなど、対象物への飽くなき欲求の前には金額を問わない様子がうかがえる。

サラリーマンの平均的小遣いは月5万円。
そのうち5000円~3万円を費やす
オタクな人が5割を占める。

昨年夏に発表されたサラリーマンの平均的なお小遣いは5万円弱(【サラリーマンのおこづかいは月4万8800円・前年度比+3300円】)。今調査では職業属性は問われていないが、オタクなサラリーマンという人が多数を占める現状を考えると、平均で小遣いの3割前後をオタクな趣味に費やしているという計算になる。あるいは食費や他の遊興費を削ってでも趣味なアイテムを買い求めているのだろう。

また、5万円~10万円と回答した人が7%、10万円以上が9%と比較的高割合を占めるのも驚きである。「毎月5万円以上を自分の趣味に費やしているオタクな人は16%」とみることができるからだ。

「オタク」という表現では多少聞こえが悪いかもしれないが、見方を変えればその道のプロ、マスター、匠でもある。社会に迷惑をかけないものであれば、けっして卑下されるものではない。ただ、くれぐれも一般常識・社会的倫理観の範囲内で「投資する」ことに越したことはない。たとえば自分の趣味のコレクションにうずもれて、栄養失調で倒れた姿で救急隊に発見されては、末代まで語られてしまうかもしれないからだ(笑)。


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