サザンが2009年から活動休止、正式発表
2008年05月19日 08:00
人気ポップスグループで今年デビュー30周年を迎える「サザンオールスターズ」の所属事務所は5月19日、同グループが2009年以降音楽活動を当面休止することを正式に発表した(【事務所サイト】)。
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サザンオールスターズはリーダーの桑田佳祐氏を中心に結成され、1978年の「勝手にシンドバッド」でデビュー。分裂や再編成を繰り返しながら(主に桑田氏のソロ活動のため)30年の間に「いとしのエリー」「TSUNAMI」など数多くのヒット曲を世に送り出してきた。テレビCMや、ドラマ、映画などメディアで使われる曲が多数に及び、世の流行を作り出しているのも特徴の一つ。
事務所側発表によれば2009年以降「サザンオールスターズ」としての活動は当面の間休止すること、その理由としてメンバーがそれぞれのペースと環境にあわせた中で、音楽活動だけでなく人生そのものを一層充実したものにしていきたいという願いがあり、それを尊重した結果だとしている。「グループとして必ず帰ってくる」とはしているものの、活動再開の時期は明記されていない。また「解散」ではなく「休止」であり、一部報道によれば今件について「またいずれサザンとして集まった時には、より刺激的な活動をお見せできるようにしたい、という非常に建設的な意味での休止宣言」とコメントしているという。
サザンに関しては5月上旬に一部メディアで「解散する」という報道が行われ、大きな波紋を起こしたことがあった。それについて事務所側では19日に正式発表するとコメント。本日付で「解散」ではなく「活動一時休止」の発表となったわけだ。
「夏といえばサザン、サザンといえば夏」というほど、夏の代名詞として名高いサザンオールスターズ。グループ活動が来年から休止、ということは来年の夏以降は「夏の新曲」を耳にすることができなくなるのだろうか。少々残念なお話ではある。
(最終更新:2013/09/07)
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