ポッキー マイカロリー

「ポッキー マイカロリー」は砂糖や油分を抑えることで、同社従来商品の「ポッキーチョコレート」(赤箱)に比べてカロリーを1/4カットしている。

改めて計算してみたが確かに約1/4カットしている。

また「ポッキー マイカロリー」では食物繊維を多めに含んでおり、1箱分で6グラム含まれている。これは厚生労働省が勧める、1日あたりの推奨摂取量25グラムの約1/4に相当する。

「ポッキー マイカロリー」は従来品の「ポッキーチョコレート」が50グラム/箱なのに対し多少少なめの36グラムで構成されており、「食べきり感」と「女性の手にもおさまるコンパクトさ」を演出したとのこと。

同資料には江崎グリコ側が調査した「普段からカロリーを気にしている人」のグラフも併記されているが、それによると20代の男性サラリーマン同様に女性陣全般がカロリーを気にしていることが分かる。また、30代OLの間にも最近になって特に「カロリーが気になる」という層が増えてきたことが把握できる。

江崎グリコ発「普段からカロリーを気にしている」人調査結果データ

江崎グリコ側ではこのデータなどから、「カロリーは女性では日常的に食生活の中で留意するポイント」とし、「ポッキー マイカロリー」を特に特に20～30代の女性向けにターゲティングしたと説明している。

4月から開始された特定健診で商品のカロリー表記が気になるのは、何も働き盛りの女性ばかりではない。全体層でチェックをする人が増えているはず。味わいが従来品のポッキーとどのように変化したのかが気になるが、中身次第ではこれまでのポッキー同様に多くの人に受け入れられ、一過性のものではなく定番商品として末永く展開し続けることだろう。