目に優しい10の食品
2008年05月28日 12:00
私事で何だが当方(不破)は最近目が疲れているらしい。元々本を読むのが好き、パソコンの画面に向かう機会が多く目を酷使しているせいでもあるが、ここのところ特に目(の周りの筋肉)が「ぴくぴく」する感がある。経験則上、目が疲れているのだろう……という話をチャットでしていたら、ブルーベリーなどをお勧めされた。いわく、目に良い果物だとのこと。ブルーベリーが目に優しいという話はよく耳にするが、他にどのような食べ物があるのだろうか。そう考えていた時にちょうど紹介されたのが、msnbc.comの【目に優しい10の食品(The 10 best foods for your eyes)】。
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元記事ではアメリカの国立眼学研究所(the National Eye Institute)の研究成果として、栄養学的な観点からいくつかの栄養成分が目の老化・疲れ目に良いこと(とりわけ黄斑変性症を防ぎ、目を保護する)を示している。その成分とは抗酸化作用を持つベータカロチン、ビタミンC、ビタミンE、ルテイン、そしてゼアキサンチン(後者二つはカロテノイド。網膜に関連する)。他に亜鉛やオメガ3系脂肪酸(ALA(a-リノレン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸))も効果的とのこと。
それらの栄養成分がポジティブに働くことを前提に、10種類の食品を選んだのが次のリスト。
1.にんじん
抗酸化作用を持つベータカロチン、各種ビタミンを含む。どんな料理にもプラスαで加えることが可能。
2.ピーマン
3.ブロッコリー
4.芽キャベツ
いずれもビタミンBやビタミンCを多量に含む。スープやオムレツ、パスタなどに入れるのがお勧め。
5.ダチョウの肉
牛肉や豚肉などの普通の赤身・白身肉の代替品として使用できる。たんぱく質や鉄分だけでなく、亜鉛を多く含む。
6.七面鳥
七面鳥の肉もダチョウの肉同様に亜鉛を多く含む。ダチョウも七面鳥も豚肉、牛肉、鶏肉よりは入手しにくいが、専門店かオンラインショップを使えばそのハードルはクリアできる。
7.さつまいも
意外なことにさつまいもも目に優しいとのこと。いわく、さつまいもに含まれるベータカロチンがプラスに作用する。元記事ではスイートポテトを自作してみてはどうかと勧めている。
8.ほうれん草
ほうれんそうはビタミンC、ベータカロチン、ルテイン、ゼアキサンチンという4つの「目に優しい栄養素」を含むという、打ってつけの食品。カロリーも低く、色々な料理に応用が利くとしてお勧めしている。
9.天然の鮭(シャケ)
10.天然のいわし
元々魚にはオメガ3系脂肪酸(ALA(a-リノレン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸))が多く含まれているが、とりわけこの二種類は成分が高いとのこと。「魚のDHAを採ると頭が良くなる」という話はよく耳にするが、目にも優しかったわけだ。
当方はといえば魚系が苦手なので9.と10.はご遠慮願いたいし、5.と6.はわざわざ注文するのも面倒な気がする。今後は比較的入手しやすく料理への応用が利く「にんじん」「ピーマン」「さつまいも」「ほうれん草」あたりを積極的に食するように気遣いながら、食事のメニューを考えていくことにしよう。
【ビタミンB6の積極的摂取が心筋こうそくリスクを軽減する可能性】でも触れているように、本当はバランスの取れた食生活の中で多少プラスマイナスするのが一番なのだろうけれども。
追伸:当方の「ぴくぴく」は目の疲れよりむしろ筋肉疲労のようです……ビタミンBがいいんだとか。と、なるとお米とかかしら。
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