Wiiポイントやゲイツポイントも買える!・セブンイレブンで19種類・77券種のプリペイドサービス販売開始
2008年04月04日 06:30
【セブン-イレブン・ジャパン(3382)】と【テレパーク(3738)】は4月3日、テレパークが展開中のプリペイド(事前支払い)式認証番号のデータ販売サービス「プリペイドサービス」を、セブン-イレブン内に設置されているマルチコピー機の新サービスとして、4月9日午前10時から全国1万2006店舗内で開始すると発表した。ウェブマネーや[任天堂(7974)]のゲーム機Wiiで使うWiiポイントプリペイド番号、マイクロソフトのXboxシリーズで使うマイクロソフトポイント(通称:ゲイツポイント)なども購入できる(【発表リリース、PDF】)。
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マルチコピー機と購入画面
「プリペイドサービス」とは「プリ(事前)にペイド(支払う)」サービスのことで、オンラインゲームや音楽データのダウンロードなどを行う会社に対し、あらかじめ設定された金額やポイントなどにあてるための認証番号を、お客側が前払いでいつでも購入できるサービス。いわば各企業からサービスを購入できる専用通貨こと「電子マネー」を現金で買うようなもの。現金を直接やりとりできない(または手数料がかかるために敬遠されている)サービスなどで多用されているが、「プリペイドサービス」の種類が多いため取り扱い店舗がばらばらで、入手自身に手間がかかるなどの問題があった。
今回セブン-イレブン側で提供されるのは、その手間なとのハードルを低くし、全国のセブンイレブン店舗内のマルチコピー機で「プリペイドサービス」を購入できるようにしたもの。サービス開始直後は19種類77券種だが、今後さらに新商品を追加する予定もあるという。対応サービスは先にあげたウェブマネー、Wiiポイントプリペイド番号、マイクロソフトポイントのほか、ゲームや音楽のダウンロードに用いられるNET CASH、携帯電話系のプリペイドサービスなどが対応している。
利用方法も簡単で、マルチコピー機上でメニューを選択し、自分が購入したい「プリペイドサービス」や金額、枚数を選ぶと端末から支払い票が出力される。その支払い票をレジに持参し代金を支払えば、プリペイド番号が印刷されたチケットが発券されるという仕組み。
今回のサービス開始により、デジタルコンテンツに対する支払いのハードルがまた少し低くなったのは確実。支払いの便宜性が上がり普及度が高くなれば、より多くの優良コンテンツが配信される場・可能性が作られることにもなる。将来的にはPaypalなどのように、個人ベースでプリペイドサービスによる対価の受け取りができるようになれば、さらに発展の可能性は広がることだろう。
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