サッカーくじ「toto」BIGで繰越金初の50億円突破
2008年04月21日 08:00
【スポーツ振興くじ(toto)】を運営する【独立行政法人 日本スポーツ振興センター】は4月20日、第329弾BIGにおいて全14試合を的中させた1等が1口あったこと、そして繰越金額が52億2491万4840円となり、はじめて50億円を突破したと発表した(【発表ページ】)。
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totoを含めたサッカーくじはロト6などと比べると当てねばならない数が多いため的中率が低く、1等はあまり出ていない。今回出た当選で、第327回の1口以来13回目・累計で21口の当選となる。また、繰越金額はこれまでの最高額である第327回の47億2487万6400円を超えて、初めて50億円を突破した。
普通のtotoではJリーグの対象試合13試合の結果を予想するが、BIGでは対象14試合の結果を「あらかじめコンピュータが選ぶ」方式。1口は300円で、すべての数が的中した1等から3試合が外れた4等までが当選となる。現在では通常のtotoも「toto2 GOAL2」のように2試合の結果を予想するもの、BIGも「mini BIG」のように9試合分を当てるものなど多種多様な種類のものが発売されている。
繰越金が発生している(キャリーオーバー)ことで通常の1等賞金3億円が最高6億円までに跳ね上がることは夢が大きくなることであり、嬉しい話に見える。しかしキャリーオーバーの額が増えているということは、それだけ1等当選者が出ていなかったり出ていても配当金が余っている状態ということでもある。50億円突破という今回の報のように、あまりキャリーオーバーの額が大きすぎると「なかなか当たらないんじゃないか?」という疑問が頭をよぎってしまう、少々ぜいたくな考えをしている人もいるかもしれない。
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