スギ・ヒノキ花粉の飛散、今年はまもなく終了
2008年04月25日 08:00
環境省は4月24日、スギ・ヒノキ科の花粉について、飛び散る状況がまもなく終息する見通しであることを発表した。スギ花粉の場合はすでに一部南部地域では終息しており、関東や東北でも4月末には終わる見込みであるという(【発表リリース】)。
スポンサードリンク
花粉症は「主に」スギやヒノキ科の花粉に対するアレルギー反応とされており、スギ・ヒノキの花粉が多く飛び散る春先に、多くの人が症状に悩まされることになる。今年のスギ・ヒノキ花粉の総飛散量は九州地方と関東、東北地方にかけては昨年と比べて1.4~2.6倍ほど多くなったが、中国地方は昨年並み、その他は昨年より少ない状態で留まった。特に近畿・東海地域は昨年の約3~4割とかなり少ない状況となった。
4月18日現在の各地域における花粉飛散・終息状況は次の通り。
花粉飛散・終息状況
スギ・ヒノキ花粉による花粉症はどうやら峠を越しそうだが、すでにイネ科の花粉が飛散を始めているという報告も今回の発表では行われている。花粉症の症状が続く場合には、スギ・ヒノキ花粉ではなくイネ科花粉症、あるいは他の花粉症やアレルギーを発症している可能性もあるため、今後も注意を怠ることがないようにと注意を呼びかけている。
なお当方(不破)も数年来花粉症の症状が酷かったが、今年はなぜかほとんど症状が発現しなかった。せいぜい時折目がかゆいと感じた程度。花粉症対策用の薬を飲んだ記憶は無く、本人自身も不思議に思っている。機会があればその原因について考えてみるつもりだ。
スポンサードリンク
ツイート