赤ちゃんのぐずりがぴたりと止まるかも・「赤ちゃんけろっとスイッチスマート」発売
2008年04月24日 12:00
【タカラトミー(7867)】は4月23日、赤ちゃんのぐずり泣き対策グッズとしてはシリーズトータルで45万個を出荷している『赤ちゃんけろっとスイッチ』をコンパクトにした『赤ちゃんけろっとスイッチスマート』2種類を4月24日から発売すると発表した。定価2310円(税込)。ボタン電池LR44を3個使用。(【発表リリース、PDF】)。
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赤ちゃんけろっとスイッチスマート。それぞれベビープー(左)とマリー(右)
「赤ちゃんけろっとスイッチ」は2006年7月の発売以来、シリーズトータルで累計約45万個を販売している「ぐずり泣き対策メロディ付きぬいぐるみ」。音響電波に関する鑑定や研究開発などを行っている日本音響研究所の音響研究成果と、タカラトミーの赤ちゃん向けおもちゃ開発のノウハウを用い共同で開発されたもの。ぐずりだした赤ちゃんが言葉通り「けろっと」気分転換するようなメロディや音声が内蔵されている。
【公式サイト】には実際の利用者からの声が寄せられているが、個別差はあるものの、都市伝説のような「効果があるのか無いのか分からない」ようなレベルのものではないようだ。
今回発売される「スマート」では、従来品よりサイズを小さくし(大きさ2/3、重さ半分)、さらに赤ちゃんが握ると「ぱりぱり」という音が出る「遊び」も加わっている。
・ベビープー
「ぶんぶんぶん」「ブラームスの子守唄」「大きな栗の木の下で」+「パリパリタオル」
・マリー
「きらきら星」「モーツァルトの子守唄」「山の音楽家」+「パリパリリボン」
従来品は室内取り付け用、今回のミニサイズ「スマート」はベビーカーやバッグ、お出かけ用に使ってほしいとリリースで述べている。
赤ちんがぐずるメカニズム(?)そのものが良く分かっていないだけに、それを解消する方法も特定されていないのが現状。一方で経験則として、音によく反応して「ぐずり」を止めるのはよく聞く話。例えば【IT mediaの記事】にもあるように財津一郎氏が登場するタケモトピアノのCMソングや、掃除機の音に反応し、ぐずらなくなるというのはよく知られている。
また、赤ちゃんのぐずりという行動そのものが感情の表現と共に「注目してほしい」というシグナルであるとする説もある。もしその説が正しければ、ぐずりを止めるこれらの音は、赤ちゃんに「ぐずらなくても良い」と認識させる何かを伝える要素を持っていることも考えられる。
ともあれ特に初産の母親にとって、赤ちゃんのぐずりには(愛すべきわが子だったとしても)大いに悩まされるという。このグッズが少しでも母親の負担軽減の手助けになれば幸いである。
(最終更新:2013/09/07)
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