子どもの足と共に「成長」するクツ

2008年04月24日 08:00

子どもの足と共に「成長」するクツイメージ竹の子に例えられるように子どもの成長は非常に速い。それこそ1年経ったら去年の夏服がもう着れらなくなったり、半年で靴がキツくなり履けないということもありえる。親からすれば子どもの成長は喜ばしいことだが、衣服代や靴代がかさむのは頭の痛い話。そんな悩みを解決すべく登場したのが、このアメリカ製の【Inchworm社の運動靴】

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Inchworm社の運動靴
Inchworm社の運動靴

フラッシュムービーによる説明が【こちらに】あるので動きでも確認できるが、iFitと呼ばれる技術(特許取得済み)により、靴の中央部分の長さを調整可能にし、子どもの成長にあわせて靴の「セルフ・リサイズ」が出来るというもの。変更できるサイズは11.5インチと12インチ、13インチの3パターン。子どもの靴の大きさが11.5インチサイズの時に購入すれば、12インチ、13インチと2段階の成長に1つの靴で対応できるわけだ(他にも10インチ・10.5インチ・11インチの組み合わせなどがある)。

ちなみに価格は同社のオンラインショップによると79ドル(8000円)。子ども向けの靴としてはかなり高めの部類に入るが、メーカー側の話によれば「サイズを伸ばすことで対応期間が長くなるから、普通の靴より半年くらいは長持ちする。それを考えれば割安だ」とのこと。

【参照記事(DailMail)】によればメーカー側では「国中のニーズが充足できれば年間900万足は売れる」「イギリスでもすでに500足を販売した」と自信満々でコメントしている。ただし参照記事には「伸び縮みする靴を見て嫌そうな顔をする子どもの写真」が大きく映し出されていることもあり、「親にとっては靴代が節約できるからいいけど、子ども自身は嫌がるんじゃないのかな?」という感が強い。

Palm-fit Adjustable Optical USB Mouseイメージ似たようなアイテムとしては、マウスの大きさを似たような仕組みでリサイズできる【Palm-fit Adjustable Optical USB Mouse】というのがある。人の手はそれほど急に大きくなるわけではないので、購入したこのマウスを実際に自分で手に取り、もっともフィットする大きさに調整してください、という意図があるのだろう。はじめて見た時は「便利かも」と思ったが、同時に「便利だけど……そこまでするほどのものかしら」という感想を持ったのも事実だ。

靴にしろマウスにしろ、それが貴重品で思い出深いものなら、カスタマイズも有益だろう。しかし買い替えが容易な場合、そこまでする必要があるのかどうか。長期的なコスト安は間違いなく狙えるし、第三者から見たウケもよいだろうが、履かされる本人はたまったものではないかもしれない(笑)。

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