メタボ対策の減量方法、もっとも好まれているのは「○○○○○○」

2008年04月19日 12:00

ウォーキングイメージ【マクロミル(3730)】は4月18日、メタボリック症候群と健康意識に関する調査結果を発表した。それによると「メタボリック症候群」の対策としてシェイプアップ・減量のために行っている・行いたい方法のトップについたのは「ウォーキング」だった。いつでも出来ることや費用もほとんどかからない点などお気軽さが高い評価を受けているものと思われる(【発表ページ】)。

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今調査は20~59歳の男女に対して4月4日から5日の間、ネット経由で行ったもので有効回答数は1032。男女比・年齢階層比(20・30・40・50代)は均等割り当て。

最初にお断りをしておくが元データでは「メタボリック予防のため行いたい'ダイエット'」という表記がされている。しかしご存知の通り「ダイエット」とは元々の英語「Diet」からも分かるように、食事の制限や管理などで健康状態を維持回復させたり、減量・摂生をすることを意味する。設問の問いのままでは食事関係しか選択肢にないことになってしまうが、実際には食事関連以外の選択肢の方が多い。そこで今記事では「シェイプアップ・減量のために行っている・行いたい方法」と表現していることに注意してほしい。

さて「シェイプアップ・減量のために行っている・行いたい方法」だが、トップには「ウォーキング」が過半数の評価を得てトップについている。

■メタボリック症候群予防のために行っているシェイプアップ・減量方法
1位……ウォーキング(59.5%)
2位……ストレッチ(24.6%)
3位……食事によるダイエット(21.4%)
4位……筋力トレーニング(21.2%)
5位……WiiFit(20.4%)
6位……自転車・エアロバイク(15.4%)
6位……半身浴(15.4%)
8位……水泳(15.1%)
9位……ジョギング(13.0%)
10位……サウナ・岩盤浴(12.8%)


Wii Fit男女別、年齢層別で多少の違いはあるものの、ウォーキングとストレッチ、筋肉トレーニングの人気は高い。また、男性よりも女性の方が『Wii Fit』の人気が高い。

興味深いのは「自分がメタボだと思っている人」と「思っていない人」との間には方法論に違いが見られること。

■自分がメタボだと思う人
1位……ウォーキング(63.6%)
2位……筋力トレーニング(21.0%)
2位……食事によるダイエット(21.0%)
4位……自転車・エアロバイク(20.5%)
5位……ストレッチ(19.0%)

■自分はメタボだとは思わない人
1位……ウォーキング(59.5%)
2位……ストレッチ(26.7%)
3位……WiiFit(21.9%)
4位……食事によるダイエット(21.4%)
5位……筋力トレーニング(21.1%)


トップの「ウォーキング」は別にして、自覚している人の方がややハードな手法を求めているのが分かるだろうか。


食事療法はもちろんその他の方法でも、メタボ対策として有効かどうかは人それぞれで異なる。ある有名人が「この方法でメタボから脱出」「こうやってやせました」と声高に喧伝していても、その方法が自分にも有効かどうかは分からない。

特定保健指導を受ける必要が生じた人は、その道のプロのアドバイスをもらえることになる。耳をしっかりと傾け、自分の体にあった、効率よいシェイプアップ・減量を実践していこう。

なお類似の内容として【ダイエット経験者は約7割、しかし成功者は……】があり、こちらでは「間食をやめる」がトップについている。しかし選択肢そのものが大いに違うこと、先の記事では「食事による」減量をメインにとらえていることなどから、一概に比較することは難しい。それぞれを「参考事例」として考えるのが一番だろう。


(最終更新:2013/09/07)

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