同時に三品作れるフライパン
2008年04月16日 19:40
先に【味道 鉄製厚底フライパン30cm】で鉄製フライパンを購入したように、【和食中心のレシピサイト】をはじめてから何かと料理関係のニュースには目ざとくなった当方(不破)。今日もまた同じのニュースコラム「まちかど情報室」で驚く料理器具の話が放送されていたので食い入るように視聴。「これは非常に面白い」ということで早速まとめてみることにした。
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●ドラムのようなイカすフライパン「鉄3連フライパン」
まず最初に紹介されていたのは、ドラムのような形をしているフライパン『鉄3連フライパン』。見た目そのままで、一つのコンロで一度に3種類の料理が作れるという特徴を持っている。販売元の遠藤商事のカタログによれば、正式名は「デバイヤー鉄3連フライパン」。ノンスティックハードコーティングにより多少のハードなフライパン返しを使用してもはげにくいのが特徴とのこと。フライパンの面の直径は120ミリ、深さは22ミリ、板厚は2.5ミリ。重さは1.1キログラムとのこと。
使い方は見ての通りで、一つのコンロで同時に料理を3品まで作るためのもの。塩味やしょうゆ味の惣菜を同時に作りたい時や、料理を作る順番でケンカになりそうな時(子どもにホットケーキを作る場合など)に役立つという。構造上火の通りにやや難があるのではないかという感はあるが、アイディア調理器具としては「驚き」レベル。まさに「この発想は無かったわ」。
●手さばき上手になれるフライパン「フラッシュパン」
続いて紹介されたのは「プロのような手さばきが出来る」とうたわれたフライパン『フラッシュパン』。写真を見ればお分かりのように、手元(グリップ)から距離が離れるにしたがってフライパンの深みが3センチほど大きくなっていく形をしている(正確には手前5.2センチ奥8.2センチ。重量は650グラム)。奥側の方が縁が高くなるので、多少大きめにフライパンを振っても食材が零れ落ちにくくなっている。チャーハンなど全体に火を通すために大きく中身を振りたいものに便利。こちらもアイディアの勝利というものだろう。
●オムライスのスキルが上がる「オムフライパン」
最後に紹介されたのは、そのまま名前の通りオムライスを作るためのフライパンこと『オムフライパン』。オムライスは周りの卵焼きを薄く、しかもチキンライスがうまく包み込めるような形で焼くことはもちろん、中に上手にチキンライスを入れることも難しい。このフライパンははじめからオムライスの形(包み込むのりしろの部分も含めて)で焼くことができる。また、材質はアルミ製なので素早く熱を通すし、卵の量が多い場合には端にある溝から余分な分を取り出すこともできる。
大きさが画一化されてしまうのが難点だが、きれいにオムライスそのものが作れるメリットがそんな難点など吹き飛ばしてしまう。これもまた発想に「なるほど」と感心させられた。
今回の3種類のフライパンはいずれも用途や利用条件が限定されるものの、必要な場所では非常に有意義に使えるものたちばかり。また、「良く考えたな」「素晴らしいアイディアですね」と発想そのものをほめたい仕組みのものともいえる。
当方はといえば独り身なので「鉄3連フライパン」はあまり利用価値が無いし、独りでオムライスを作ってもむなしいだけなので(笑)「オムフライパン」の出番もなさそうだが、「フラッシュパン」は案外使えるかもしれない。
他にも「これは面白いし役に立つね」と拍手を送りたくなるような調理器具はまだまだあるはず。機会があれば、そして当方が知ることができれば順次お伝えしたいところだ。
(最終更新:2013/09/01)
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